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ブーケレッスンはアレンジメントレッスンより料金が高い理由

ブーケレッスン

お花の教室やフラワーショップなど様々な所で、「ブーケレッスン」や「ブーケワークショップ」というものを開催しているのを見かけます。

あら。素敵なブーケ! 参加してみようかな…
あれ?意外にお高いのね。。。

なんて感じたことはありませんか?

確かにそうかもしれません。

たいていのところでは、フラワーアレンジメントのレッスンよりもブーケレッスンの方が料金は高めです。

にこはなでも、フラワーアレンジメントとブーケ、両方のレッスンをしていますが、レッスン時間はむしろブーケの方が短いのに、アレンジメントのレッスンよりもレッスン料金は高くなっています。

どうしてブーケレッスンって、割高なんだろう…って素朴に疑問を感じている人も多いので、その理由についてお話してみようかと思います。

目次

ブーケをつくるにはたくさんの花材が必要になる

ブーケのレッスンって、純粋に使用する花材が多いのです。

フラワーアレンジメントの2倍ぐらいは必要かな…というイメージでとらえていただくといいかなと思います。

というのも、フラワーアレンジメントの場合は、吸水スポンジというものを使用し、そこに切ったお花たちを挿していく、というものです。

(流派と言いますか、その教室のスタイルにもよりますが)もりもりにお花を入れたとしても、吸水スポンジがある分、そこまでお花を入れなくても、デザインとしては成り立つのです。

それに対して、ブーケというのは、ただお花たちを束ねてひもなどで止めるわけなので、シンプルにお花たちだけで形づくる必要がある分、使用する本数が多くなるというわけなのです。

ブーケには束ねやすいボリュームがある

いやいや。私は小さなブーケでいいのよ。
ほんの小さなプチでいいの。そんなドーンと大きなものじゃなくて。

なんて思う方もいるかもしれません。

ですが、ブーケを束ねるって、おそらくあなたが想像しているよりもずっと難しかったりします。

なので、技術が高くなくても束ねられる、ということを考えた場合には、ある程度の本数が必要になってくるのです。

ただ束ねただけでは思う様にはデザインができません。

必要な花材の中には、止める花、遊ぶ花、…と役割をもって選ばれているお花もあり、ただ素敵なお花だけ集めればいいというわけにもいかないんです。

ですので、初心者の方でも束ねやすいように…と考えた場合、ある程度の本数が必要になります。

実は、本数が多ければ多いほど、誰でも美しく作れるものだったりするのがブーケなんです。
(それを検証してみましたよー↓)

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束ねやすいお花 束ねていて楽しいお花

ブーケのレッスンは、初心者向けになればなるほど、お花の本数が必要になってくるよーというお話は理解できたかな、と思います。

お花というのは、本当に種類がたくさんあります。

みなさんの好みは様々だと思いますが、せっかくレッスンに来てくださるのだから、街中では見かけないようなお花と触れ合ってほしい、より素敵なお花を知ってほしい、そんな欲望をお花の先生って持っています(笑)

そうなると、メジャーな王道のお花でない分、価格は少しお高めになったりしちゃいます。

これは、にこはなのだけかもしれませんが、束ねやすいお花もあれば束ねにくいお花、というものもあるし、色の組み合わせも考えると、この花がいい…となると、高くてもそちらを選択します。

より楽しんでレッスンしてもらいたいと思うと、束ねやすい、素敵な色合わせのお花を選んであげたくなり、その結果、リーズナブルなお花だけではレッスンできなくなる…なんてこともおきるのです。

あ。でもその場合は、先生の労働代の部分にめり込むだけですが笑

ブーケレッスンの料金が意外に高い理由 まとめ

ブーケレッスンでは、お花だけで形を作り上げるものなので、初心者でも手軽に参加できるものになればなるほど使用するお花の数が増えます。

お花のレッスンって、そもそもがお花代が占める割合が多いのです。

なので、吸水スポンジを使ってするアレンジメントレッスンよりも、レッスン料金は高めになりがちです。

ちなみにですが、にこはなのブーケレッスンが目指すのは、もりもりたくさんのお花たちを束ねる―というレッスンではありません。

手の中で作るアレンジメントと言ってもいいようなもので、その分、使用する花材も量より質で選ばれていて、少ない本数でもきちっと形が出来上がる、そんなテクニックを教えています。

数稽古が基本なので、みなさん、時間いっぱい束ねては崩し、もう一度束ねては崩し…を繰り返しています。

「部活みたい」「子どもの頃の一生懸命だった習い事を思い出す」なんて声も(笑)

興味のある方は、お気軽に体験レッスンに参加してみてくださいね。

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