はじめまして。
私はただお花が好き! なだけのお花を習ったこともない初心者なのですが、こんな私でも教室を開いて教える、なんてことができるものなのでしょうか?
こんにちは。
ゆめ子さんは、どうしてお花の教室を開きたいって思ったの?
お花ってすごいですよね。
触れ合ってるだけで、パワーをもらえるというか…
お花を見てると幸せな気持ちになれるんです。
だから皆さんにもそのエネルギーを感じでほしいのです!
生活の中でお花と接して、そのかわいさやパワーにひかれて、もっとお花と触れあえる仕事がしたいなぁ…と思ったり、
「何か夢中になれることがしたい…何もない…あ! お花が好きだわ」ということに気づいたり。
これまでまったく考えていなかったお花の仕事をしたい、と考える方は意外に多い印象です。
でも、お花教えるなんて、未経験の私にはとうてい無理…と思うようで、まずはお花屋さんで働こうかなって思う人が多いようです。
でも、ちょっと待って。
私は、初心者でも、最短一年で教室が開けるのではないか?という仮説を立てています。
一般的なお花の教室は2つのパターンがある
巷にあふれるお花の教室は、たぶん2パターンあります。
「お花の仕事に就くための技術を学ぶもの」と「自由にデザインをして楽しむもの」。
まず、これが一番多いと思うのですが、お花の仕事に就くための技術を学ぶ資格取得がゴールの教室の場合です。
(この資格をうまく使えるか?はまた別の機会にお話するとして)こういう教室をやるならば、当然ながら、自分がその資格やディプロマを取得することが必要です。
その後、さらにいくつかの講座を受講し、自分の生徒さんに資格を授与できる資格を取り、認定校になる必要があります。
そこまで数年かかるのではないでしょうか。
そこから教室スタートです。
次に、自由に楽しんでもらうスタイルの教室の場合ですね。
この場合は、教える先生が選んだ花材で見本を模倣するレッスンになります。
ある意味、先生のデザインをインストールすることになりますね。
お花は二つとして同じ色、同じ形はないので、完全に模倣するのは不可能ですが、その見本の中から、特徴と言いますかコツみたいなものをつかめる人は、どんどん上達するでしょうし、時間がかかる人もいるでしょう。
ですが、その教室では先生が王様の王国みたいなもので、出来上がった作品の良し悪しは、先生の判断にゆだねられます。
それだけの自信とスタイルを、先生自身が持っていることが必要になりますね。
必ず必要なものは自分に対する自信
世間のお花の教室を大きく分けて二つのパターンに分けて、見てきました。
どちらにしても、自信がないと教えられないですよね。
技術を教えるのも自分のデザインをインストールするのも、自信があってこそできることです。
その自信を持つために必要なのが、経験の長さや認められた機会の多さなのかもしれません。
それを考えると、今から習い始めたとして、何年かかるんだろう・・・って思いますよね。
ましてや、私なんかが…って。
お花のデザインの仕方を教えられる=フラワーデザインが上手であること ではない
私の教室は実は、上のどちらのパターンでもないのです。
お花のプロを育てるのでもないし、お花の仕事をしていきたいというわけでもない。
ただ自分のおうちに素敵にお花を飾りたい、そう思っている人に教えてあげたいから。
そんな方たちに教えてあげるのは、お花の配置するための知識や技術でもないし、模倣する力でもなくて、目の前にあるお花そのものを見つめて、自分の中にある自分の好きなデザインを形にしていくこと。
それを引き出して導いてあげる、いうなれば、お花のコーチングです。
つまり自分自身のデザインスキルがものすごく高い必要はないのです。
デザインスキルを上げるためには、実はながーい時間が必要です。
といいますか、ある意味ずっと学び続けるべきだ思っています。
お医者さんがちょくこちょく学会や勉強会に出て、最新の知識をインストールしているように。
デザインが全くできないとお話にはなりませんが、高いスキルが必要か?と言われればそうではない、と私は思うのです。
それよりも、教え方をマスターして、自分ができなかった時の気持ちとか理解できなかったポイントを忘れない、ということのほうがよほど大切だと思います。
だから、これから始められるなら、初心者の気持ちがよくわかるはず。
不安な気持ち、上達を感じられないもどかしさみたいなものを、新鮮に覚えているはずだから、そういう意味では、生徒さんに近い感覚を持ちつつ、スタートできると思います。
初心者で不安な私だからこそわかること…
確かにそこには自信があるかも(笑)
コーチングなお花の教室なら、私でもできる気がしてきました
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