
お花の教室開業のために検索していたら「お花の教室 儲からない」っていうキーワードが出てきたんです。
本当でしょうか?

がて美さんはどう思いますか?

確かにお花屋さんで働いていても、お花は生ものだからロスか多いし、お花によってはロットが大きいのは確かなので…
そうかもしれないなぁ…と不安になってきました。
確かに「お花の教室 儲からない」と検索すると、そういうところあるよね…という結構リアルな数字が書いてあるサイトも見かけます。
お花の教室って、本当に儲からないのでしょうか?
お花の教室をしていくためにかかる経費は?
お花の教室を運営していくためにかかるお金、つまり経費にはどんなものがあるでしょうか?
今回は起業初期にそろえるべきもの省き、毎回のレッスンでかかるものにのみ着目してみましょう。
資材費
何よりも材料費がかかりますよね。
まずは資材費。
主なものは、給水スポンジや器、季節ものの場合はピック、お持ち帰りの際などに作品を包むセロファンなどでしょうか。
ものによってはまとめてドーンと購入し、少しずつ使っていくものもあるので、使いきれなかったら損してしまいますね。
花材費
これが一番頭を悩ますかもしれませんね。
まずロットがあります。
お花によって、買える単位の本数が違ってきます。
10本単位のものもあれば、50本単位のものもあります。
つまりですね。
生徒さんの数が多ければ多いほどいい、とは言い切れないのですよ。
1人10本使うとします。
5人申し込んでもらえれば、50本単位の花材はちょうどよいですが、6人になると…100本買うしかないんですよね。
すると一気に40本のロスってことになります。
つまり、ロットによるロスってことも起きるわけです。
また、お花は生き物なので、ロスが出ます。
せっかく仕入れた10本ですが、1本枯れていたってこともあります。どんなに確認したとしてもです。
そういうことがあるので、10人だから10本、のような単純計算にはいかないこともあります。
ロスを考えて多めに買うこともあるってことです。
これを見ると、いかにお花って厳しい商材かってわかりますよね~
場所代
自宅教室ならよいですが、外部のレンタルスペースなどを利用するとなると、そこの利用代がかかります。
諸経費
レッスンごとではないかもしれませんが、所属団体への年間加盟料などが発生すると思います。
それと、仕入れに伴う運搬費、冷暖房費、水道光熱費、通信費などがかかっていますよね。
儲かる=レッスン料から経費を引いたもの?
「儲かる」という概念がどういうものなのか?は人それぞれですよね。
生徒さんから徴収したレッスン料から、経費を差し引いたものがプラスなら「儲かった」という人もいれば、集客までの努力などもきちんと計算に入れて、自分の時給も考えて差し引いたもので考える人もいると思います。
自営業の世界で、材料費がかかるジャンルの場合、前者でとらえていらっしゃる方が多い気がします。
「好きでやっているから」
「楽しいから」
「ある種の趣味だから」
と言って。
でも本当は、自分の労力分はきちんと計算に入れて、その上で利益が出るようにしていく。そもそもビジネスってそういうものなんですよね。
お花の業界って、「お花が好きなので」と言って、ボランティアちっくにしている方が多い気がします。
「楽しいから」だけではお花の教室は続かない
「みんなが喜んでいる顔を見ているだけで楽しいから」
「お花と触れ合えればそれだけでいいの」
といった考えはいずれ破綻します。
「やりがい」っていうものは、やはり利益が出て初めて感じられるものだからです。
必死に集客して、単発のレッスンを開催して。そしてまた必死に集客しなければならない。
それでは行きつく島がありませんよね。
そしていつも集客の不安がぬぐえない。
それを続けていたら、疲れてしまってやめたくなるのは目に見えていると思いませんか?
お花の教室は儲からない? 結論: 今までのやり方では難しい
つまり、長く生徒さんが通ってくれるような、そんなレッスン内容を考えなければ、ただでさえ利益が出にくいお花の教室では、なかなか「儲からない」のは事実なのです。
これまでの「資格取得レッスン」では正直厳しいと思います。
お花を習いたい人が本当に求めているものは何なのか?をしっかり考えて、それにこたえられるカリキュラムを作っていけば、正直「儲かります!」
その方法が知りたい方は、ぜひ「花教室の学校」へいらしてみてくださいね。

なるほどです。
今学んでいることは、まさにそういうことなのですね。
きちんと利益を出せる教室になるように、がんばります!