「近いこと」は来るきっかけ。続けてもらうために必要な事。

お花屋さん経験者
ゆめ子さん
ゆめ子さん

やりました!

近くの方からレッスンのお申込みをいただきました!

きくち
きくち

あら。よかったですね。おめでとう!

その方はどうしてゆめ子さんの教室に来てくれたのかな?

ゆめ子さん
ゆめ子さん

近いから…ですかね。

「近いから」という理由でレッスンに来てくれるのは、それはそれでうれしいことです。

ですが、もしそれだけが理由だと、ちょっと不安です。

なぜなら、「近いから」「先生と気が合うから」「楽しかったから」といった、(嫌な言い方になってしまいますが)「簡単な」理由で入られた方は、やめる時も単純な理由でやめることが多い傾向があります。

ですが、きっかけは何であれ、来てもらったからにはチャンスです。

「近いから来た」というお客様を、「近いから通っている」ではなくて、「近くにこんな素敵なところがあるなんて、私ってラッキー」に変えるために必要なことについて考えていきましょう。

インスタでの「きれいだった」リアルでの「近かった」は軽いモチベーション

SNSとか口コミとかリアルでの接触というのは、きっかけの一つではありますが、試食販売みたいなもの。

もしあなたがいつも訪れるスーパーで試食販売していたら、そこまで興味がなくても「食べてみようかな」って思いますよね。

おいしかったら買うかもしれません。

でも、次回スーパーで、その商品を探してまで買いますか?と問われれば、たぶんほとんどの人がNOと答えるのではないでしょうか。

お花って嫌い人はいません。

その分、軽い気持ちでやってみようかなって思ってもらえるのがお花の良いところではあります。

試しに誰かに声掛けしてみてください。とりあえず来てくれる人、けっこういると思います。

ですが逆に言うと、やってみようレベルで終わってしまう可能性がかなり高いもお花。

つまり、軽めのモチベーションで来てくれるお客様は、軽めの理由で辞めてしまいやすいのが現実なのです。

しっかりとしたモチベーションとは

では、続けるに値する、しっかりとしたモチベーションって何でしょう。

まずは、「お花でなくてはいけない理由」です。

「近いから」行って見たら、「想像していた以上にお花って楽しかった」という経験をさせてあげることが大切です。

さらにもっと進んで「お花って難しくて奥深いって知って、もっと知りたくなった」までつれて行けたなら、さらにいい感じです。

そんな風に感じさせることができたなら、続けてくれる可能性はぐんっと上がりますよね。

でもね。残念ながらこれだけでは足りないのです。

それだけでは「お花の魅力にハマる」きっかけだけを与えたことになってしまいます。

もしかしたら、それをきっかけに本格的に教室を探し始め、違うところに行ってしまうかもしれません。

「お花の魅力を教えてくれてありがとう–!感謝してます。さようならー」ってね。

なのでプラスして、「あなたの教室に通いたい理由」も感じてもらう必要があるのです。

それはズバリ、「あなた自身のパーソナリティ」。

  • 話しやすい
  • わかりやすく教えくれる
  • 一緒にいると楽しい
  • いろいろ知ってそう

といった簡単な事であって、決してスゴそう~とかそういうのではありません。

簡単に言うと相性ですよね。

こればっかりはある程度は運ではあります。

ここで注意してもらいたいのが、

「お花でなくてはいけない理由」があってーの、「あなた自身のパーソナリティ」です。

あなた自身のパーソナリティだけ相性が良いとなると、話してて楽しいことだけが通う理由であって、それがたまたまお花だった…ってことになります。

そうなると、他に興味があるものができたり、忙しくなったりすると、優先順位が下がってしまい、やめてもいいかってなってしまうことがあり得るのです。

「あなたの教室でなくてはならない理由」でさらに選ばれる教室に

近いから、をきっかけに来てくれた生徒さんを、長く続けてくれる生徒さんにしていくためには、「お花でなくてはいけない理由」「あなたの教室に通いたい理由」を感じてもらう必要があるよってお話をしてきました。

さらにそこに、

  • 教えていることの独自性
  • 与えられる未来と生徒さんが欲しいものの一致
  • デザインスタイルの好み

などがプラスされれば、さらに「あなたの教室でなくてはならない理由」となります。

これが一つだけではなく、二つ、三つ…となれば最強です。

そこまで作り上げることができて、それをしっかり伝えることができれば、びっくりするぐらい遠くからでもお客様ってやってくるものなのです。

あなたの教室のある周りにしかお客様がいないわけではないんです。

時間をかけてでも通うことができるできる範囲の方なら、すべてあなたのターゲットになると思っていてくださいね。

「近いこと」は来るきっかけ。続けてもらうために必要な事。 まとめ

先ほどの試食販売の話。

もし試食販売していて、食べてみて購入しようとしたときに、簡単なパンフレット的なものを渡されて。

そこに「無添加! 不要ものをできるだけ省いた体に優しい〇〇」みたいなことが書いてあったとしたら、気になりませんか?

買って帰って食べてみておいしかったなら、また探して買ってしまうかもしれませんよね。

さらに、どこかのニュースでそれを作っている会社の、熱い志とか安全性への配慮とかを知ってしまったなら、もうその商品のファンになる事でしょう。

SNSでの素敵写真も、「近いから」見かけたも、あくまで知ってもらうきっかけでしかありません。

そこから通い続けてもらうには、プラスアルファを感じてもらうことが必要なのです。

それは「お花でなくてはいけない理由」「あなたの教室に通いたい理由」で、そこにさらに「あなたの教室でなくてはならない理由」を伝えることができたなら、あなたの教室は、遠くからも通いたいと言ってもらえる選ばれる教室になるのです。

自分の魅力・これまでの経験から、そこから導き出される教室の魅力、自分がお花のレッスンを通して伝えたいことをしっかり固めて、きちんと発信し続けていくことが、長く通ってもらえる幸せな教室になるためには必要なのです。

ゆめ子さん
ゆめ子さん

なるほど。

これまで考えてきたことがどうやったら伝わるか?を考えて準備をしていきます。

体験に来ていただく方に、それを全力で伝えたいと思います!!

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