
先日体験にいらしてくれた方に、フォローメールを送りたいのですが、気を付けた方が良いことってありますか?

あら。良い質問だね。
フォローメールは、結構大切だからね。

この間、教えていただいたように体験レッスンを組み立ててみたんです。
そしたらいい感じだったのですが、「お返事は後で」と言って終わったので…
こちらの記事で、体験レッスンをするときに注意すると良いことについてお話しました。
みなさんは、体験レッスンにご参加いただいた後、フォローメールをきちんとしていますか?
もししていないようでしたら、してみることを強くおすすめします。
とは言っても、どんな風にしたらよいかわからないと二の足を踏んでしまいますよね。
そこで今回は、体験レッスン後のフォローメールの内容についてお話していきます。
あなたの教室運営のヒントになったらうれしいです。
体験レッスン後のフォローメールが必要な理由1 自分のため
体験レッスンの最後には、レッスンの説明などをしっかりするわけですが、そこですぐに「入会します!」とおっしゃる方もいますが、そうでない方もいらっしゃいます。
その場合は、「考えてみてくださいね」とお伝えすると思いますが、「後でご連絡します」というお返事をいただいたとしても、その後、お返事がないままフェードアウトしてしまう・・・なんてこともあり得ますよね。
そうなると、「入ってくれるのかな?どうなのかな…」といつまでもやきもきしてしまいませんか。
そのモヤモヤした時間、もったいなくないですか?
答えが残念なものだったとしても、どちらなのかハッキリした方が、時間的にも気持ち的にも絶対お得ではないですか?
もし体験後に「入会します!」と回答いただいているにしても、その後にフォローメールをお送りした方がいいです。
体験レッスン後のフォローメールが必要な理由2 お客さまのため
今度はお客様の立場から考えてみましょう。
私が成約のために必須な事の一つだと考えていることのひとつに、「お客様を迷わせない」という事があります。
そうすることがお客様との信頼関係を結ぶことにつながるからです。
「どうしたらいいかな。。。」という事柄が一つでもあると、お客様を逃してしまう可能性が生まれます。
と言うのも、「わからなかったら聞いて来るだろう」と自分の性質を元に考えてしまう人もいるでしょうが、そうでない人も存在する、という事を想定しておかないといけません。
入会を決意していたとしても、「この後の手続きってどうなるんだろう?」と疑問を感じたとしても、「そのうち向こうから案内があるかな…」と待ちの姿勢になる人もいるのです。
そうなると、お互いが待ちの状態で、時間が過ぎる…という事もあり得ますよね。
「どうしてもあなたの教室に入りたいんです!!」というつよーい気持ちがなければ、「なんか。。。この教室、不親切かも。もういいかな…」なんてことも。
すかさずフォローメールを送ることが、「お客様を迷わせない」ためには大切な事なのです。
フォローメールに書くべきこと
では、フォローメールに書くべきことについてお話しますね。
タイトルは当たり前ですが、どんな要件かわかるようにつけましょう。
『ご参加ありがとうございました』的な感じですね。
そして、参加のお礼の後に書くべきこと。これは必須です。
体験レッスン時に感じたこと
これを書き添えましょう。
『○○が上手にできていましたね』
『理解力がある方だな…と思いました』
『○○さんが思い描くゴールをお聞きして、お応えできると思います』
などです。
こちら ↑ の記事で書いたような体験レッスンをしていれば、こういうことがすらすらと書けるはずです。
これらを書くことで、『私にしっかり向き合ってくれている』『理解しようとしてくれている』という気持ちが伝わるはずです。
そして、最後には、『何かわからないことがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね』と書き添えるのを忘れないようしましょう。
入会の意思を表してくださっているお客様でしたら、その確認も忘れずにしてくださいね。
『小心者で繊細さん、遠慮がちな人』を想定して行動することが、すべての人に心遣いを感じてもらえることを忘れないでください。
お花の教室のための体験レッスン後の効果的なフォローメールの作り方 まとめ
体験レッスンを丁寧にやったのなら、その後のフォローメールも丁寧にしていきたいですね。
一つ大切なことを忘れていました。
フォローメールは理想は体験日の翌日、遅くとも3日以内にお送りしましょうね。
お客様は、どれだけ自分の声に耳を傾けてくれているか、興味関心をもってくれているかという事を、無意識に期待しているものです。
あくまで無意識ですが、それが満たされて嫌な気分になることはありません。
例え、体験レッスンでの相性がよくなかったとして、入会を断られるにしても、大切に対応した方は丁寧なお断りをしてくださいます。
お互いに気持ちよく関わりを終えられることって、心の健康には結構影響することだと思いませんか。

なるほどです。
せっかく体験をしてくださったお客さまだもの、最後まで気持ちよく関わりたいですね。