七五三もそうなのでしょうが、今時の成人式ってなぜか春から夏にかけて「前撮り」というものがあったりします。
自分の娘が該当するまで、「半年も前に撮るの??なぞー」と思っていましたが、なるほど。
なかなかいい予行練習になるものですね。(そういう目的ではないのでしょうが(笑))
おかげで当日は心配なく迎えられそうな予感です。
成人式の晴れ着に合う髪飾りってどんなの?何が合うのかわからない・・・
お着物っていろいろな色や柄が入っているわけで、さらにそれに柄物の帯をつけるわけでしょ。
さらに色の入っている髪飾りを黒髪につける。。。
一体どんなのが合うのだーーい? 誰か教えてーーーっ
てなりませんか?
お店を回っても、ネットを回ってもいまひとつピンとこない…
でも、私には心強い味方がいたのでした。
職人・中村に渾身の髪飾りを製作してもらっちゃいました。
着物を決めるときに撮影した画像を渡して、美容室にどんな髪型が良いか相談して作ってもらった完全オーダーメイド。
かなりかわいく出来上がって、大満足でした。
成人式に出たくないって。でも「せめて」写真だけでも。。。ってことありますよね?
写真撮影をしていただいている時にふと思い出したことがあります。
数年前、娘さんの髪飾りを作りたいという方がにこはなにいらっしゃったときのこと。
お話を伺っていたら…
「実は成人式には出たくない、と言っていて。でも、写真だけでも・・・と思って。
でも、それも言うこと聞いてくれないかも。。。」
これを聞いて思ったのです。
成人式って、本当は子供自身のための儀式。
だから、本人が出たくない、といえば、それは自由。
本人が行かないというなら、母にもどうしようもない。
でも、せめて写真だけでも撮ってあげたい。って思いますよね。
でもね。
その「せめて」って一体、誰のため?
よくよく考えると、それ本人はおそらくどうでもよいことで、実は母親自身の願いだったりしませんか?
何かと○○のためって思っていることが、実はよくよく考えたら自分の満足のためだったってこと、本当によくあるんです。
だから、その事実を自分でしっかり自覚することが大切なのかな、と思うのです。
成人式って母にとっての卒業式みたいなもの。だから母の思いをぶつけてみてはいかがでしょうか
成人式ってある意味、母親にとっては卒業式みたいなものだと思いませんか?
生まれてから、お宮参りに始まって七五三・・・と行事のたびに、いろいろな格好させてきました。
けど、母として口出しできる行事なんておそらく成人式が最後です。
だから、
「お母さんの最後のわがままをきいてくれない?あなたの晴れ着姿が見たいの。」
そう正直にお願いしたら、お嬢様の受けとり方もきっと変わるはずだと思うのです。
その時、そうお話ししてみたのでした。
後日、娘さんが撮影に行ってくれた、という喜びのご報告をいただきました。
にこはなでお作りした髪飾りも写真スタジオで褒められて、娘さんも喜んでいた、と。
もし同じような状況で悶々としていらっしゃる方は、参考にしてみてくださいね。
ちなみに子供に対し「あなたのため」と思い込んでいることが、実は自分の満足のためだった、というのは、下の子の不登校時代に嫌というほど気づかされたことなのでした。
このお話はまた後日ゆっくりと。