いろいろなことに興味があって、これまでたくさんの習い事とか趣味ゴトをしてきたの。
でもね。ある程度やったら、もういいかなって思っちゃって…
そういう方、いらっしゃいませんか?
かくいう私、菊池もそうです(笑)
ワクワクさんの私は、ママだった時代にはユザワヤにはまり、フェリシモにはまり。
ビーズをやったり、フェルトごしごししてみたり。
いろいろなことに興味をもって、あれもやってみたい、これもやってみたいって思っていたときはワクワクして楽しかったのです。
でもふりかえって振り返ってみたら・・・
どれも中途半端で身についていない。器用貧乏ってやつだな~と。
結局何一つ極めているものがないわけだから、自分には何もないような感覚になります。
私は何をしてきたんだろうって。
何も残ってないわ~って。
だから私は飽きっぽいんだと思うんです。
何をやってもきっとすぐ飽きちゃうんだと思うと、始めるのが不安になります
確かにさんな不安を持ってしまうかもしれませんね。
でも、本当に理由は自分の中にある「飽きっぽい性格」だけにあるのでしょうか?
そこでで、自分がなぜ趣味が長続きしなかったのか、分析してみました。
(カチャカチャカチャ・・・・)
でなんとなくわかってきたのです。
自分は飽きっぽいからダメなんだ…
何かを始めるのがためらわれる…
そんな方はぜひ読み進めてみてください。
趣味が長続きしないのは、ある時から興味をストップさせてしまう何かがあったのでは?
まず、そういう方ってわりと器用だし、理解力もあることが多いです。
なので、本を見たりするレベルでも、ある程度できてしまうってことないですか?
そして、いい感じにできるようになってきた辺りで、ふと気づくのです。
「この先、もっとうまくなるには、相当な知識と学びが必要だ。」と。
例えば私の場合なのですが、ビーズアクセサリー作り興味を持ったことがあるのです。
本を見て、その通りの材料をそろえれば、それなりの見栄えのものは作れてしまうのです。
でも、そこで立ち止まるのです。
「本当にできる」というものは、そんなものじゃないと。
自分でアレンジしたり、まったく新しいデザインを生み出したりするのが、本当のビーズアクセサリー作りだと。
そして、それができるようになるには、途方もない種類・数のビーズのパーツを知り尽くしたり、選ぶ時のポイントとかビーズの特徴などを身につけなければなりません。
でも、自分にそれだけの時間と情熱、ましてやセンスがあるのか?と思うわけです。
あなたもそうだった気がしませんか?
つまり、「ここから先に進むためには、時間をかけ、困難を乗り越えなくてはならない」という先が見通せてしまった途端、自分には「そこまでの情熱はないな」と冷静に判断してしまうのです。
皆さんが完全に私と同じパターンではないかもしれませんが、おそらく自分の興味にストップをかけてしまう「何か」があったのではないでしょうか?
でも、いつも何かにワクワクしたい気持ちは止まらないので、「これはダメだった。けど、これなら?」とチャレンジしつづけ、気づけば趣味のジプシーになっていたりするんですよね。
で、最終的に、”何をしても飽きっぽくて続かない自分”ということになってしまっているわけです。
「何か」にハマるためには、夢中にさせてくれるモノ・コト・ヒトとの出会いが大事
もし、私がビーズアクセサリーにハマっていた時に、本を見て作ることでは得られない知識やコツを伝授してくれる教室があったなら、もっと長く続けていたかもしれません。
でも、見本があって、その材料をそろえて作り方を教えてくれる教室はあっても、そんな踏み込んだところまで教えてくれる教室は、当時はありませんでした。
私はあまのじゃくなので、それじゃキットを買って自分でやっても一緒じゃない、と思っていたので教室の戸を叩く事はしませんでした。
つまり、「自分が割と簡単にできる」と思っていたものに、自分が想定していなかったような奥深さやおもしろさがあって、それに気づかせてくれて、更なる興味を抱かせてくれるきっかけがあったとしたら…
私たちも何かにハマっていたのかもしれません。
器用貧乏なタイプの人には、ハマらせてくれるような、人や情報、モノ・コトとの出会いが必要なのでしょうね。
たかが趣味。されど趣味。夢中になれる時間っていくつになっても尊いもの
巷に多いお花の教室の世界も、かつてのクラフト系の習い事と同じような感じです。
見本があって、その通りに作り先生に見てもらう。
すると「ここをこうするといいですよ」と先生が直してくれる。
でも、直された方は何がいけなかったのか理由もわからないし、どうすればいいのかは結局分からないことが多いです。
(もしかしたら、直している先生の方も、「何となくこの方がいい気がする」という勘どころでお直ししているのであって、言語化して「これはこうだからだめで、こうすればよい」と言えないのかもしれません。)
結果、次のレッスンで自分が上達している自信もない。
その教室で誰かと出会い、おしゃべりすることが好きな人ならそれでも全然OKなのだと思います
でも私はうまくなりたい。
いつか先生のように一人で素敵な作品が作れるようになりたい。
そのために、少しずつうまくなっている、そんな実感が欲しい。
そのためには、本や無料動画なんかじゃわからない、リアルだからこそ伝えられる、一歩踏み込んだコツとかポイントをしっかりと”伝授“してくれる場所が必要なのです。
そんな習い事なら、もしかしたらジプシーを卒業して長くハマってしまうかもしれないと思いませんか?
自分が上手になっていく感覚が楽しくて、足りないところがわかってもっとうまくなりたいと思う毎日。
そんな「趣味だけど本気」な何かがあると、同じことの繰り返しがずーーっと続くような気持になるこれからの生活が、ワクワクしたものに変わるのだと私は思います。
そのことを教えてくれたのはにこはなの生徒さんたち。夢中になってどん欲に吸収している姿を見ていると羨ましいなぁ・・・と心から思います。