ここのところ、お花に関する展示会をいくつか拝見しまして、つくづく感じたことがあります。
それは・・・
なんかときめかない!
「ああ・・・私ってにこはなのお花のファンなんだわ」
って。
もちろん展示会の作品は素晴らしいのです。絶対に。
(中村はいろいろと分析してみたり、感動してみたり、自信を無くしてみたりと忙しかったですよ~)
というわけで、今日はにこはなが生まれたきっかけとかにこはな愛(笑)とかについて語ってみようと思います。
これでいいの。大丈夫! というビッグな気持ちを持てない人は、おひとり様起業は難しいと思う
にこはなが生まれて10年以上になります。
ありがたや~
なぜここまで長く続いているか?というと、皆様の愛♥に支えられているのはもちろんのこと
花バカの花職人 中村
と
冷徹?な戦略・web担当の菊池
の二人体制で運営しているからかな?と思うのです。
そもそもにこはなは、私、菊池がプッシュして生まれました。
プロフィールにもあるように、講師中村は大手のお花屋さんでながーい間お花に触れていた人。
しかしながら、巷にあふれるお花の先生というのは○○の資格をお持ちの方ばかり。
何度かお話していますが、本当はお花の先生になるには特に資格は必要ないのです。
なのに出てくるのは「資格もないところに生徒さんが来るはずもない」というネガティブな発言。
そして、大手のお花屋さん勤務時代に本部スタッフの職には縁がなかった、というコンプレックス。
私からすると、
もちろん本部スタッフというキャラではない。
むしろ現場にいて、遠くからでも「あなただから」と注文してくださるお客様が多数いて、東京のど真ん中で月末の送迎の時期に何百ものオーダーを受けていたことの方がよっぼと自信につながりそうなものなのに???という感じでした。
人というのはどこにコンプレックスを抱くのか、謎ですね。
こういう自信のなさはおひとり様起業にありがちなことであり、最大の敵ですよね。
思っていた人生と違ってきた。じゃ、どうする? というターニングポイントに選んだのが花でした
でも、婚活のために仕事を辞めさせた(笑)私としては、彼女が子供のいない人生を選択せざる負えなくなった時、「お花やろうぜ!」と思ったわけです。
ここで勘違いしてほしくないのは、決して「かわいそうだから」その気持ちを埋めるためにお花をおやりなさい! と思ったわけではないのよ、ってところ。
どうにもならない現実があって、悲しみとかいろいろな気持ちはあるとしても、どこかで「じゃ、どう生きてく? 」って考えた方がいいと思っていて。
せっかくの技術・経験があるんだから、それを生かして楽しい生活しようよ♪って思ったのです。
そのために自分は精一杯のバックアップをするってことで。
で、始まったのが中村の自宅で始めた教室でした。
幸いにも、中村のだんなさまはとても理解のある方で、いつもバックアップしてくれる頼れる方なのです( ;∀;)。
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ここ重要です。
家族の理解がなければ、自宅教室なんてできませんから。
私が彼女のお花のファンなのです! みんなにこのお花を広めたいのです
でそこから、今に至るわけですが、実は私たち姉妹はある意味真逆なのです。
中村は感覚人間で私は論理的思考人。
そんなのもあり、結構いろいろなことで衝突しています。
「もーーやめちゃいなっ」ということもしばしば。
でも、こうして続いているのは、おそらく私が中村の作るお花のファンだから。
その昔は私も素敵アレンジにあこがれて、アレンジメントにチャレンジしてました。
でも、仕組みがわからないとむずむずするタイプのシンメトリー子・菊池は、途中で「どうにもならないっ。ぽいっ」となるわけです。
そんな時、
「中村はこれ、ちゃんとできてるよ。
ただお花の向きが違ってだけだよ・・・」
と数本差しなおしてくれるわけです。
するとどうでしょう。
急にお花たちが息をしだします。
生きてる! という感じで輝くんです。
その衝撃が忘れられなくて。
魔法みたいだ! と思ったことは今でも鮮明に覚えています。
普段は、「もっと上品にしなさい! 」とか「言葉がわからないっ」「意味わかんないっ」なんてこき下ろしてはいますが、実はそんな彼女の腕への尊敬がいつも根底に脈々と流れているのです。
だから、私は彼女が楽しくお花と触れ合いながらかわいい生徒さんたちと花バカ談議ができるように、これからも精一杯フォローしていきたいな・・・と今回の旅で心底思ったのでした。
もっともーっとみなさんにお花の良さを知ってほしいと思ったそもそもの理由 まとめ
ということで、私はにこはなが生み出すお花の世界がとても好きなのです。
器とお花たちが織り成すハーモニーだけで完結していて、それだけでもとてもかわいくてきれいで見ていて楽しい。
けれどお部屋に連れて帰っても、違和感なくなじんでくれる。
そんなアレンジメント、ニコハナシカナイヨ!
(というと、ダレニデモデキルヨ! と中村に返されます)
だから、この技術を後世に残したいなぁって思うのです。
彼女が元気なうちに(不治の病なわけではありません(笑))
おかげさまで、みんなが着々とうまくなっていて、ちょっとジェラシーを感じてみたり、うれしいことが日々あります。
でも、もっともーっとお花のすばらしさをたくさんの人に知ってほしいので、まだまだ頑張ります!
姉バカなお話で失礼しましたm(__)m