今月の体験レッスンスケジュールはこちらから !

お花の教室の違いを料理に例えてみた

フラワーアレンジメントって、実は意外によくわかっていない人が多いですよね。
というか、自分の知っているものをすべてだと思っている。

それはそうですよね。当たり前です。

だけど、お花の世界も本当にいろいろあって、
その違いを皆さんに知ってほしいなぁ・・・と常々考えているわけです。

特にお花の教室の違いがよくわからず、
どうやって選んでいいかわからないという方のために。

で、今日気が付いてしまいました。

お花の教室って、お料理に例えるとわかりやすくない?って。
というわけで、その違いをお料理に例えてみようと思います。

目次

あなたが今ならいたいお料理ってこんな感じ

あなたがお料理を習いに来ました。

あなたが身に着けたいのは、自分のお家でつくれる、
ちょっと凝ったお料理。

できれば、自分で材料をチョイスして、時にはアレンジしたりできるようになりたいな。

そう思っていたとします。

これはお花でいうと、

堅苦しく華やか~ではなくて、
日常生活に飾ってわくっとするようなお花

という感じですね。

それを自分一人の力で材料をそろえて、
家族や遊びに来たお友達が、いいね♪って言ってくれる飾り方ができるようになりたい

ということになります。

ご近所でリーズナブルなところで気軽に始めてみる

「今日はこれをつくりまーす」と見本と材料。

「ちゃっちゃっとやってみてください。
わからなかったら教えますね」

これなら作れそう。
ふんふん。あっできたーーー
簡単だわ。

次回。
「今日はこれをつくりまーす」と見本と材料。

今回は、シーフードカレーね。
今日もうまくできそう♪

あれっ。前回はチキンカレーだったわ。
材料がちょっと違うだけで、基本の作業は毎回同じだし、味付けもそう変わらない。

確かに簡単だし、手軽に作れるけど、なんだか物足りないわ。
もう少し、個性がある教室を探してみようかしら?

確実に作れるけど、花材が変わるだけで形があまり変わらない、
そういうお花を教えている教室は多いです。

色の配置だけのアレンジだと、達成感を感じやすいですが、
長く続けるにはちょっと物足りないですよね。

そして、色の配置のパターンは広がるかもしれませんが、
アレンジする技術は伸びないと私は思います。

お料理の見本が置いてあってレシピがあり、それに沿って作る

今回は、ちょっと凝ったお料理。
「こんな手順でね~」とアドバイスもしてくれます。

見よう見まねでも、それなりに同じ感じのものは作れるかもしれませんね。
味はどうかは別として。

そんな時、あなたは思いませんか?

“一口大ってどのぐらいなの?”

“ひとつまみって人によって違くない?”

“少々って?”

いろいろな疑問が浮かぶはずです。

見た目にはきちんと出ているように見えても、あなたの心の中はきっと「?」の嵐でしょう。

でも、頑張って何度か通ってみます。
「きっと何度もやればできるようになるに違いない」と思って。

一年たちました。
見本と材料、アドバイスがなければやっぱり作れない自分に気づきます。

そうです。
見本ありきのレッスンだと、「その見本通りに作る」ことに集中してしまいます。

あなたの手元にある材料が、同じ”じゃがいも一個”でも、
ころころと小さい新じゃがなのか、妙に大きい15cmもあるじゃがいもなのか?
で全然分量が違ってきますよね。

そんな時に、このじゃがいもならこの数ね、と想像がつく、
逆に入れすぎてしまったときに、他の分量をどう増すか?と考えられる。

そうじゃないとあなたはパニックになってしまいますよね。

実はそのことは、仕上がりの味にそれほど問題にならないのですが、
他の大事な部分がここ! ということがわかっていなければ、
毎回同じサイスのじゃがいもを探し回らなければならなくなりますよね。

こういうレッスンだと、なんとなく「わからない」がつもり積もって
もやもやとしていきますよね。

お料理上手になるには基本からしっかり

そこで、あなたは基本からしっかりみっちり教えてくれるに行こう! と探し、
カリキュラムがしっかりある学校に行ってみました。

まずは煮込み料理。
ブーケガルニの作り方から。
パセリ、タイム、ローズマリーetc.をしっかり糸で結んで!
では、この煮汁に加えて・・・・

やっぱり基本が大事よね。
早速うちに帰ってみんなにふるまわないと。
あれ? こんな凝ったお料理、いつ食べるの???

そうです。

この基本が必要なのは、プロの料理人を目指す人です。

あなたが日常生活でちょっとわくっとするようなお料理を作りたいなら、
こんな基礎は必要ないですよね。
(あっても別に良いのですけど)

お花の世界でも、装飾などをやりたい人やデザイナーなどでプロになりたい人が行くところと、
「日常でお花を楽しみたい人」が習いに行くところは違う
のです。

日常に飾りたい素敵な花にはそれに合った基本がある

つまり、あなたがもし、

堅苦しく華やか~ではなくて、
日常生活に飾ってわくっとするようなお花

それを自分一人の力で材料をそろえて、
家族や遊びに来たお友達が、いいね♪って
言ってくれる飾り方ができるようになりたい

のであれば、にこはなのように、

見本通りに作るのではなくて、お花ひとつひとつと向き合って、
どう配置すればよいか? と考えられる基本を
しっかりと教えてくれる

ような教室に通ってください。

そうすれば、どんなお花に出会っても、
自分が気持ちがよくアレンジできて、
周りから見ても「素敵♪」といわれるような花飾りができるようになりますよ。

  • URLをコピーしました!
目次