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先生不在でわかる花材へのこだわりとアドバイスの心強さ

リビングブーケレッスン

この度、実はにこはな講師である中村が、キカイノカラダを手に入れることになりました。

というのも、彼女が生まれつき爆弾を抱えていた股関節が2022年に入り、ついに爆発。

にこはなメソッドをもっともっとたくさんの人に広める、という思いを実現するために、手術・入院を決意したのです。

とは言っても、その期間は10日間程度。

とはいえ、その期間もなんとか生徒さんにはお花と触れ合っていってほしい、という事で、今回の日本橋レッスンは、船橋教室に場所を変え、復習・自主レッスンという形で行いました。

そして、監督はお花の技術を全く持ってない助手の菊池。

楽しくお花と触れ合ってくれればと思っていたのですが、これがなかなか考えるところの多いレッスンでした。

今回のことで気づいたことなど語ってみます。

目次

注文で調達し、みなさまにお渡するレッスン花材に驚愕!?

今回のレッスンに使用する花材は、本人が買いに行けないので注文にしました。

注文というのは、「こういう花材を〇本」という形で、仲卸のお店に事前にお願いするというもの。

一般的にはごく普通の花材調達法になります。

その結果、今回届いたお花は…残念ながら、大事なお顔が傷だらけ…でした( ;∀;)

お花というのは、想像しているよりデリケートなもの。
触り方・置き方次第で、すぐ傷がつきます。

その時は気付かなくても、翌日になるとその部分が茶色に変色していきます。

なので、いつも大切にそうっと大切に扱っています。

傷がついているお花が必ずしも良くないわけではありません。

ですが、いつもは中村ができるだけ良い花材をみなさまにお届けしたいということで、目を皿のようにしてお花のお顔チェックをして仕入れています。

さらに良い状態のものが全員にいきわたるようにと、時には使用する2倍の数を仕入れて、選別してお渡しすることも。

いつも「やりすぎー」と中村には苦言を呈したりしているのですが、いざ一般的なレッスン花材ってこんな感じなのかも、を体感してみると、その違いに愕然としてしまいました。

レッスン開始。花材の違いに生徒さんもびっくり

今回は前のレッスンのおさらいというお題で、自習という形をとりました。

入院前に撮影した説明動画、レッスンの流れを記したプリントなどを見てレッスンは進んでいくわけですが、一つ目のお題は、ラウンド調に作る、でした。

レッスンが始まってしばらくすると…あきらかにみなさまの様子がおかしい。

動揺しています。

「あれっ。うまく行かない」

「んん…?形にならない」

そうなのです。

普段はかなり多めに花材を準備をしていて、レッスンに適した、束ねやすいものをチョイスしてお渡ししているのですが、今回は無選別。

いつもと全然勝手が違うらしいです。

束ねやすい花材を渡していたら、いざ自分で買ったらうまくできないじゃない?という声も聞こえてきそうですが、曲がりのある花材を配置していくにはテクニックが必要です。

まずは束ねやすい花材で手さばきや花配りになれる、その中でお花それぞれの癖を見ることになれる、が大切なのです。

どんな花材でも形にする、はもう少し先なのです。

にこはなのレッスンは1年かけて、「その時その花材と相性が良かった」とか「たまたまうまくいった」とかではない、どんな花材が来ても上手に束ねられるようになれるように、段階を踏んでレッスンをしているのです。

なぜか不安げな生徒さん。その理由は…

そのあと「うまくできてるかな?」「これで大丈夫?」と生徒さんたちがお互いに確認しあっている姿が。
(年代も全く違うのに本当のみなさん仲がいい。戦友みたいな)

いつもはそんな様子はないので、

「そもそも花材が思うようにいかないので、指示にあまりこだわらず、いい塩梅な感じで、リラックスして向き合って~」

と助手の菊池が声掛けしましたが、不安そうな様子はなかなか和らがず。

どうやら、いつもはうーんとなるちょっと前に、はまりそうな罠に真っ先に気づいて、先生が進路変更させてくれるらしい。それがないとあわあわしてしまうそうな。

自分に対する声掛けだけでなく、ほかの生徒さんへの声かけ、なんともなしにその時々に浮かんだことを発している言葉たち。

それらのすべてが、みなさんの何かしらの学びや気づきに結びついているようです。

先生がいない。それがこんなに心細いなんて驚きでした。

いつも部隊のように(?)集中してレッスンをしているので、今回のレッスンはある意味、ボーナスレッスン。

楽しむのかな~と予想していたのですが、みなさんは私が想像していた以上に花束ブーケの世界にすっぽりハマっていたのですね。

仕上がった後はにこにこスマイルでした

次のお題は、花材をプラスして、変化をつけるというもの。

凹凸をつけたり、入れたり…

こっちに入ってからは、皆さん、リラックスして楽しめている様子でした。

結果、それぞれが満足する仕上がりになり、笑顔でレッスンを終えることができました(ほっ)

今回、先生不在のレッスンという無謀なことを敢行したことによって、

  • 仕入れへの強いこだわりをさらに感じた
  • 花材準備に対する心配りを生徒さんに体感していただけた
  • レッスン時間中のアドバイスも何気ない言葉もすべてにヒントが詰まっていた

という気づきがありました。

私は長年中村をサポートしてきて、それらのことをわかってはいたつもりだけど、それが生徒さんにも確実に伝わっていることを体感できた貴重な体験になりました。

こんなにこだわってるよーなんてことは、あえてアピールすることはありませんが、こだわりとか生徒さんへの気持ちって、無意識レベルで伝わっているものだと思っています。

それが先生の不在ということをきっかけに、わかりやすく生徒さんにも認識されたのではないかと思います。

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