にこはなの「花こころマスターコース」を受けていただくと、
- なんとなく窮屈
- 嫌な出来事に気持ちを持っていかれて沈みがち
- これと言ってやりたいことがない
- 自分に自信がない
- 何が好きなのかよくわからない
そんな方のお悩みが解消されるかもしれません。
それは、「お花と触れ合うと癒されるから」とかそんな理由ではありません。
(もちろんお花にはそういう力がある思いますし、実際そういった研究データもありますが)
実は、私たちはお花のデザインの上達と心の解放って関係があると思っているのです。
今回は、花こころマスターコースのレッスンを受けると、どうして心が楽になったり、身の回りに起きる出来事に対して心軽くとらえられるようになるのか、ということについてお話してみますね。
あ。いつものように、これはあくまで菊池の考察です。それとわかりやすく表現しているので専門家さんから見ると、違っているという突っ込みを入れたくなるかもしれません。大目に見てくださーい。
正解とこうしたいのせめぎ合い
ここでもインスタでもたびたび言うのですが、人って無意識に「正解」を探してしまうところがあります。
あくまで無意識なので、おそらく本人も気づいていないと思います。
体験レッスンにいらっしゃった方のほとんどが、あちこちでよく見かけるような「ギフトフラワー」っぽい作品を作ります。
「自由でいいよ」と言っても、です。
もちろん、そういう作品を作ることが「間違い」だと言っているわけではありません。
ただ、そういうスタイルが好きなのか?と尋ねてみても、「好きとかそういうのではなくて、こうなった」的な回答になると思います。
実は、様々なレッスンを提供していった末に、もう自由にデザインできるよね?という段階になったとしても、実は「正解」に苦しめられる人も多くいます。
初めは自由な世界へ行こうと、ワクワクしながら挿し進めます。
だけどその自由な世界は、その時の偶然で生まれた、はじめましてなスタイル。
すなわち、見たことのないデザインなわけです。(本当は、そもそもが出会うお花たちは一期一会ですから、いつだってはじめましてなのですが。)
するとふと怖くなります。「あれ?何か間違えてる???」
あなたの脳は、知らないうちに安全な「正解ゾーン」に舵を切ろうとします。
気づくと出来上がった作品は、自分の中にある「こうしたい」という”好き”、と「こうあるべき」の”正解”または”安全”のせめぎあいになっているわけです。
当然ですが、出来上がりの作品を見たあなたは「どこかおかしい…」という気持ちに陥る事でしょう。
どうして人の脳は「正解」を求めるのか
生物の脳って、命を守り、できるだけ長く生命を維持することを最優先します。
なので、危険なことについての情報収集に長けているのです。
一般的な生物なら、ただ外敵から身を守り、食物を食べれはいいわけですが、私たち人間には社会というものが存在するので、「社会的安全」も守らなければなりません。
そのために、小さなころから親から、周りから、人付き合いからさまざまなことを学び、これは正解、不正解、という自分の中の基準を脳にインプットしています。
その判定に時間がかかると命の危険が生じるので、そこの判断のためのショートカットが脳内に作られるのです。
つまり私たちは、あらゆる場面での判断を、そのショートカットに委ねているのです。
それ以外のイレギュラーな事が起きると、判断に迷い、悩み苦しむわけですが、それほど難しくないものについては、自動で処理されているわけです。
脳が日々データを集めている
お花は私たちにとって、身近な存在です。
なので、知らないうちに、”お花を飾ったときの姿はこういうもの”という正解データを無意識に蓄積しているのです。
だから、育った環境によって
- お花が咲き乱れる土地柄であれば、野生のままの姿のデザイン
- おうちに生け花があったなら、空間を意識した和風な感じのデザイン
- 花瓶にお花が飾ってあれば一焦点のデザイン
- フラワーアレンジメントをたくさん見たなら、ギフトフラワーなデザイン
等々、それぞれの「正解」イメージが出来上がります。
そうなると、いざお花たちを目の前にした時、人それぞれの「正解に近づかなきゃ!」が発動するわけです。
目の前のお花たちであなたが創りたいデザインはどんな感じでしょう?
何度も言ってるので耳にタコかもしれませんが、本当にフラワーデザインに正解はありません。
肖像画もあれば、抽象画もある、絵画と同じです。
その時々で出会ったお花たちを、どんな風に配置して、どんな世界を作り上げるか。
本当に自由なのです。
正解がない。としたならば、あなたはどんな風にデザインしたいですか?
その日出会えたお花たちをどうデザインするかは、その瞬間の自分にしかわからないはずなのです。
だから、お花たちを見てうまれたこうしたいを大切に優先して、正解になんて縛られずに、気の向くままに楽しんでデザインしていってほしいなぁと思うのです。
「正解」を探す、をやめられるレッスンをしています
では、「正解」に縛られない自由な自分になるには、どうしたらいいのでしょう。
実は、それにはいくつかのポイントがあります。
簡単に言うと、頭を空っぽにして、ただ見る、をすることです。
一見簡単なように見えて、難しい。ってわかりますか?
それを可能にするのが、にこはなのレッスンメソッドなのです。
お花と触れあいながら、自分の中の、
思い込み=正解を探す・できない自分はダメだと思う
を外していくのです。
実際のレッスンの内容自体は、いたってまじめなフラワーデザインに必要な基本の知識や動作などです。
ですが、その中には、不自由な自分から脱却するためのヒントがたくさん隠されているのです。
お花が好きで、フラワーデザインがうまくなったらいいな…と思っていて。
さらに、自分を苦しめいてるいろいろな思い込みに気づいて、解放できたなら、楽しくないですか?
あれ。なんかワクワクしてきたぞ。
というあなた。ぜひ「花こころマスターコース」の体験に来てみてください。
新しい自分になるヒントが掴めるかもしれません。