少し前に突然出版社の方から突然のオファーをいただきまして。
アイドル雑誌の企画で、アイドル修行の一環で的なものでした。
「どうしてうちが?」と思いましたが、せっかくの珍しい機会。
ありがたく受けさせていただきました。
事前準備は入念に行われた
今回お話をいただいたのがアイドル雑誌ということもあり、まったく未知の世界。
早速、雑誌のデジタル版を何冊か取り寄せ、研究しました。
どんなコーナーなのか?企画の趣旨は?
どんなカラーリングの誌面なんだろうか。
いろいろなリサーチをして、お花の色味を検討していきました。
さらに、相手は若い女の子。どんなお花だったら喜ぶかなーと想像してみたり。
また、1DAYレッスンだけどそれなりに楽しんでほしいし、時間内で撮影されるに値する作品まで仕上げてほしいので、難易度の調節も大事。
たった1回、数時間のレッスンではあるけれど、準備に妥協はしない。それが中村クオリティ笑
こんな色味でこんな花材を集めれば、きっと誌面的にもいい感じに見えるはずだし、女の子たちも楽しくかわいく仕上げてくれそうって見えてくるまで、研究しました。
個性の違うアイドルさんたち。それぞれがそれぞれの楽しみ方。
迎えた当日。
現れた女の子たちは、やっぱりプロって感じで、礼儀正しくてかわいい子たちでした(*^^*)
がんばって用意したお花も喜んでくれたっぽくて、うれしかったです。
お二人が生徒さん役だったのですが、ざっくりと大切なことをお話してスタート!しましたが、それぞれの動きが対照的でした。
片方の方は、「そうだ!こういうのを目指そう」と自分なりのゴールを設定して挿し始めました。
もう一方の方は、「難しいなぁ・・・どうしよう…」と言いながら、手探りですすんでいきました。
二人とも、行き詰ったところでアドバイスさせていただいたのですが、素直に聞き入れてチャレンジしてくれました。
出来上がりも二人とも全く違うものに。
個性がしっかり出たレッスンになりました。
“雑誌の企画でアイドルさんにお花のレッスン”は貴重な経験でした
お話をいただいてから、ずっと緊張して準備を進めていたので、まずは無事に終わって安心しました。
届いた掲載紙は、想像を超えるクオリティの雑誌でした。
アイドル誌だし、雑誌名も「大衆」だしってことでごちゃごちゃした感じなのかなーと想像していましたが、なんとも素敵な表紙と紙質。
アイドルさんたちのかわいくて若いのにもかかわらず、垣間見えたプロとしての仕事の仕方に、刺激も受けました。
貴重な体験をさせてもらって、チャレンジしてよかったなーと思いました。
彼女たちが少しでも「お花っていいな」って感じてくれたらうれしいなぁ。