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“見てるつもり”と“見えてる”は全然違う

私が以前、よくレッスンでいきづまる生徒さんを見かけたときに、伝えていた言葉がある。

「今、どうしてうまくできないの?って嘆いてるかもしれないけど、持ち帰って、明日朝改めて見てみてください。『私天才かも』ってきっと思うはずですよー」

この頃の私は、自分もフラワーデザインにチャレンジしてたのです。(今はあきらめましたー)

毎回、「センスない…」って打ちひしがれていたんだけど、翌朝見ると「あれ?悪くない…」って思うことが、本当によくあったから、なんだけど。

これ、不思議だけどあるあるで、その時は、どうしてこうなるのか、全くわからなかったんだけどね。

実は今のレッスンでは、そもそもいきづまらなくなってる。

過去に起きていた現象とその理由について、説明してみますね。

目次

人は見たいものしか見えなくなる

レッスンしていてよく中村が言うのは、「離れてっ離れて見て見てごらんよ。ほらっ」。

実はこれ、わかってるのは中村だけでした笑

なぜならば、人というのは、夢中になればなるほど視野が狭くなるいきものなのです。

だからね。

「ここがうまく行かない…なんか気にまる」ってなってる時、その花材とせいぜいがその隣ぐらいの視界になってるんじゃないかな。(↓こーんな感じ)

これぐらいの視界になっているってことは、「ここのここが気になる」っていうミクロな世界に意識が集中してる。

その状態で下がったところで、結局そこしか見えないってことになるんだよね。

中村が言いたいのは、「下がってみる行為をしなさい」ではなくて、「下がることで全体を見てごらん」ってことなのだ。

あなたが気にしている部分、下がってみたら、どうってことないよね。
そんなにこだわって、数ミリ、数センチ移動したところで、そんな変わらないよね?

ってことが言いたいはず。

だけど、それがわかっていない生徒さん的には、

「ほんとだ(やっぱり気になるわ)」になっていたりするから、実はかみ合ってない。

そんなことが過去のにこはなでは起きていたのだ。

型や色彩学を学んでも難しいのがお花の世界

お花の教室って、デザインの型や、色彩学的なことを学ぶことが多いと思う。

でも、型って応用力がないと、お花の大きさや色味が変わると途端にどうしたらいいかわからなくなるし、実はお花って一般の色彩学では成り立たないものがあると思ってる。

お花の素材感とか透明度が関わってくるから。

そんな絶妙なバランスが必要なお花という素材で、自信をもってデザインしていくには・・・自分のバランス感覚磨いていく必要がある。

そのために大切なのが、何てったって、「俯瞰してみる力」なんだよね。

フラワーデザインって、作っているときに見えてる世界と実際に飾った時に見える世界が全く違う。

だからこそ、出来栄えを確認する力が必要になる。

にこはなの花*こころマスターコースでは、ここのところをメインにしてる。

お花の教室なのに、デザインは二の次のレッスンになってる。

というのも、その前にも「観る力」がないとどんなデザインも見えない。見えないと、そのデザインがインストールされないし、出来上がりを確認することもできない。

それだと、時間もお金もお花ももったいないから。

まずは観る力、観方をしっかり身に着けていただいているってわけ。

そこを大切にしたレッスンに変更してから、視野が狭くなって「私はもうだめだ…」って落ち込みながら帰る生徒さんは、もういない。

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