いまや日本は6月から暑いです。
さらに梅雨が明けると・・・すっかり夏ですよね。
するとこんな言葉が聞こえてきます。
暑い時期は花持ち悪いじゃない?
涼しくなったら考えるわ~
確かに、暑くなってくるとお花は長持ちせず、モッタイナイ!と思うことでしょう。
でもね。
違う視点から見ると、実はこの季節、基礎からしっかり学びたい人にとってはお花を始めるベストシーズンだと思うのです。
意味が分からないんだけど、どういうこと?
では、にこはながなぜお花を夏に始めるとよいと思うのか? その理由についてお話ししましょう。
フラワーアレンジメントの基本レッスンが夏の方が良い理由
例えばにこはなの花こころマスターコースの基本のレッスンは、基本的な感覚とか目を持つことができるようにするための内容になっています。
そのため、“花の形や大きさをそろえやすい花材”を揃えてご用意しています。
では、なぜ基礎的な練習をする花材には、”花の形や大きさをそろえやすい” という条件が付くのでしょう。
基礎的なレッスンは、角度を守ることやまっすぐ挿すコツ、目線の配り方など、「ここを知りたかった!」「なるほど!」と感じるのが大切なレッスンです。
そのためには、茎がまっすぐだったり、花の部分のサイズが一定だったりといった、いくつかの条件が整わないと、その違いなどが生徒さんに伝わらなくなってしまいますよね。
また、いつ始めた生徒さんでも同じレベルのレッスンをするために必要になってくるのが、”1年中確実に手に入る花材である” こと。
この2つの条件を満たす花材はというと・・・
カーネーションとかガーベラ・マム系などになります。
なので、色味にこだわって選んでいるのですがどうしても花材がワンパターンになりがち。
癒されたい方のための「季節の花を楽しむコース」と比べると、やっぱり季節感がないし、花姿が単調で、にこはな的には「もっとかわいいお花がたくさんあるのに~」ともどかしく感じているわけです。
季節感のある花材というと、夏といえばヒマワリ! ですが、このお花、実は意外に手ごわい相手だって知っていましたか?
その手ごわい相手との取り組みは1年後に回して、ちょっと残念かもしれませんが、季節感はないものの、花持ちがよいカーネーションやガーベラさんたちの力を借りてこの期間に腕を磨きというのはいかがでしょうか。
この暑い時期は「作ったお花を飾って楽しむ」ことよりも「お花を作る練習の時間」が大事なの!と割り切ってレッスンしてほしいと思うのです。
季節の素敵なお花と触れ合うのは6ヶ月の我慢!
にこはなの花こころマスターコースでは、花はじめは月2回の標準レッスンで6か月。
それが終わると、2nd STEPの花なごみプラスレッスンになります。
このレッスンはお花のかわいい姿を見つけたり、自分の頭の中にはなかった新しいお花の組合わせやバランスなど、たくさんのデザインの引き出しを作っていくレッスン。
だから、季節感のあるお花、姿がかわいいお花、やさしく繊細なお花などいろいろな種類の花材を使用します。
あつーい季節から「花こころマスターコース」を始めれば、そんなワクワクするレッスンに入るとき、お花の世界では春。
実は、2月ぐらいからがお花にとってはトップシーズンなのです。
種類も多いし、色味も優しくてかわいい花材がたくさん。
チューリップやヒヤシンス、ラナンキュラス・・・
お花自体の姿がかわいいだけでなく、色がまた淡くてかわいいんです。
そんな素敵な花材を使ったレッスンは、お花と触れ合っているだけでもやさしい気持ちになれちゃいます。
春のかわいいお花を楽しむために、この暑い時期に、涼しいお部屋で基本をしっかり身につけてみてはいかがでしょうか???
暑い時期こそスタートするには最適! というにこはなからの提案でした。
楽しい花生活を♪