レッスン前の仕入れから戻ると、講師中村はひたすら下準備に追われています。
その下準備の日に、入荷したお花の写真を撮ろうっ♪とアトリエをのぞきに行って来たら、なんとも面白くて。
だって、こんな↑ 風にひたすらカーネーションをきれいに並べてるんです。
「なんかおかしい~」と笑ったら怒られました(-_-;)
そして、この作業の大切さについて語りだしました(何度も聞いているんですけどね)
花はじめレッスンでちゃんと「感じて」もらうには、下準備が必要なのだ
にこはなの「花こころマスターコース」の第一ステップ、花はじめレッスンではとにかく「感じること」を大事にしています。
そのためには、花材の顔の部分の花の大きさだったり、長さがきちんと統一されていなければなりません。
そのために活躍するのが、にこはな3種の神器の一つ、L字型のものさしです。
なので、花部分のサイズをきちんとはかって同じサイズのものだけ選別して
さらに長さも統一します。
カーネーションは「スプレー咲き」と言って、1本に3~5ぐらいの花がついています。
先の方で枝分かれしていれば短くしか取れないし、下の方だったら長くとれるわけです。
なので枝分かれのポイントによっては、花はじめレッスン用としては1つも取れないこともあるのです。
カーネーションはだいたい1束25本なのですが、1束買って、1人分しか取れなかったりします。
(ちゃんと他のレッスンでおいしくいただいてますよ~)
下準備が細かすぎる?生徒さんの「なーるほど!」が聞きたいから
1、2、3、4・・・と気づくといつも数を数えています(笑)
話しかけると怒られます。
〇〇さんの分、〇〇さんの分。とお花を仕分けしていきます。
現在、花はじめの生徒さんから花あしらいプラスの生徒さんまで、4つのステージの生徒さんがいます。
なので、使うお花の種類も組み合わせも本当に様々なのです。
花まなびレッスンに至っては、2パターン用意しています。
基礎を学ぶ花とお持ち帰り用のお花です。
基礎を学ぶのに適している花材とおうちに飾って楽しい花材は違うのだそうです。
実は、講師中村の下準備の細かさ、仕入れ時間のかけ方については、何度も苦言を呈してきました。
ものすごい時間がかかるし、手間もかかります。
効率ってなに?おいしいの?って感じです。
でも中村いわく、「ここまでやらないと生徒さんは何も感じれない」のだとか。
花まなびの生徒さんのお持ち帰り用のお花については「〇〇さんが喜ぶ花にしてみた。わくわくしてほしいから」といいます。
(ワクワクしている姿をみて、ワクワクしているのはあなたでしょ、と思うわけです。)
にこはなの生徒さんは本当に楽しそうにレッスンしています。
それがたまらなくうれしいらしいです。
みんながお花が大好きなのがうれしくて、もっと上手になってほしいんだよね~そのためにがんばらないと。
と言いながら、ひたすら数を数えて夜は更けていくのでした。ちゃんちゃん。
みなさまもステキな花生活を♪