とある日のにこはなの風景。
小学3年生、6年生、大人が同じテーブルについています。
もちろん3人は家族ではありません。
親戚でもありません。
「花」という共通項でそこに集っているのです。
そこにあるのは、「お花を上手に挿したい」という気持ちだけ。
にこはなのフラワーアレンジメントレッスンは、大人もこどもも一緒にレッスンしたりするのです
にこはなでは「花はじめレッスン」は必ずマンツーマンでしていますが、その他のクラスでは、特に土日は何人かが同時にレッスン、という場面があります。
(もちろん、その方の性格とか上達具合とかいろいろ加味して、組み合わせを考えています。)
この日は本当彩り豊かでした。
小学校3年生の子は、まだお花を始めて1年たっていないので「下がって全体を見ようね~」など、わりと基本的な、でも大切なことを学んでいます。
その隣にいる小学校6年生の子は、小さいころからお花に通ってきてくれている子で、キッズレッスンというよりも、もはや大人に近い内容。
年齢的にもかなり理解力があるので、
「一番明度が高い色は?明度が高い色のお花はどう見えるか・・・」というような技術的なことも学んでいます。
そして、その横で真剣にお花と向き合っているかた大人の方は「花まなびレッスン」。
構造を考えて。。。ということで、「巣ごもりの中でお花を躍らせてっ」とよくわからない指導をうけてます(笑)
一見、ごちゃごちゃで落ち着かないのでは?
もっと一人一人に向き合ってくれないと・・・なんて思いましたか?
違うステージのレッスンを目にする・耳にする機会がもたらすものは実は大きなものだったりするのです
人は何かをイメージするとき、脳の中の過去に見たことがある画像の中から探し出して、それと結びつけようとします。
つまり、リアルで見た作品が多ければ多いほど、作品のパターンの引き出しが増えるのです。
なので、こうやって他の人の作品を見る機会というのは、子供たちにとって本当に大切だったりします。
特に大人の作品には、子供達には使わないちょっと難しい花材や色味が使われていて、作れる作品の幅も広いので刺激になっていると思います。
また、逆に大人も子供たちにわかりやすく説明している内容を耳にして、ああ、そういうことか・・・と理解が深まったり、ついつい忘れていた基礎的なことをこっそり思い出していたりするのだろうな…と思うのです。
そして、子供たちの発想力は素晴らしく、大人の「こうあるべき」という常識を覆してくれて、作品に対するチャレンジングな気持ちを掻き立ててくれたりするのですよ~
(実際、講師中村はよく子供たちから刺激を受けてワクワクしてます。)
そうそう。
全員違うレベル、内容ですが、熱血講師はちゃんと一人一人しっかり見てますから安心してくださいね。
大人もこどももお互いに学びあえるのは、「決まった日時のグループレッスン」じゃなくて好きな曜日・時間を選べるから
どうしてこんなレッスンが可能か?といえば、「毎週〇曜日 13:00~のグループレッスン」ではないから。
毎回、ご本人のその期間のスケジュールに合わせてご希望を申告していただき、その都度調整しているのです。
こことここに集中しちゃってる(-_-;)
〇〇さんは今回一人の方がいいよね?
△△さんと××さんを一緒にして、化学反応させてみよう
とかいろいろ考えて組み合わせたりしています。
(特に深い意味もなく組み合わせているときもありますよ~)
実は、正直、結構大変だったりするのですよ。
でもね。
こーんなにみんなが忙しい世の中。
都合が合わない、忙しい、とそんな理由でお花をあきらめてほしくないな~と思いまして。
隙間時間にギュッと集中した自分だけの時間を持つ。
これって、本当に大事。
脳のリフレッシュになりますから。
お花が気になっているあなたっ
「何か」を探しているあなたっ
あきらめないでください!
にこはななら、ほんの2時間程度の時間を作ればお花が習えますよーー。
年齢を超えた、「お花が好き」という気持ちだけでつながれる仲間たちが待ってます。