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お花をもらっても、観葉植物を買っても、すぐ枯らしちゃう。私ってほんとダメね・・・なんて思ってませんか?

 

バスケットに入ったアレンジメントとか、花束とか、観葉植物とか。
誰かにいただいたり、自分で気に入って買ったり、ということってありますよね。

大事にしようと思っていたのに、枯らしてしまった・・・なんて経験、きっと誰でもあるはず。

目次

植物を枯らした経験が何回かあると、なんだか自分が何も育てられないダメな人間な気がしてしまうのはなぜ?

植物って命があるからこそ、魅力的だし、パワーをもらえるのだと思います。

だから、飾った瞬間は、うわぁ、とかやっぱりいいなぁ、とかワクワクするのでしょうね。
そして、「ちゃんとお世話しなきゃ。命があるものだからね♪」と軽い決心をしたりします。

でも、ちょっと時間がたつとうっかり頭の片隅から消えてしまったりします。
動物のように「おなかすいたー」とか「かまってぇ」とか言ってくるわけではないからでしょうか。

で、ある時ふと気づくわけです。
「そうだっ。あれ、どうなってるかな?」と。

「!!! か・・・枯れてる・・・・」〇| ̄|_ 

そんな時、まるで殺人犯のような気持になるのはなぜなんでしょうか。
命があるものを殺してしまった・・・という罪悪感なのでしょうか。

そういう経験が何度かあって、「私は植物も育てられない人間なんだ」って思ってしまっている人が少なくないなぁ・・・と感じます。

枯らしてしまった相手は、ある時は花瓶に生けたお花だったり、観葉植物だったりといろいろな植物で、共通項は「お世話をした私」。
ということは、自分に理由があるんじゃないか?という結論に行きついてしまうのは仕方ないのかもしれません。

でもね。実は理由が他にある場合が本当に多いのです。

フラワーアレンジメント ギフト

お花の場合は植物本人に理由があることが結構多いのです

お花が持たなかった理由として、考えられることはいくつかあります。

まずは、もともとあまり新鮮な花材ではなかった、というパターン。
お花屋さんもできるだけロスを少なくしたいわけですから、古くなったものから使うというのは仕方がないこと。
でも、その「古い」がどれぐらい古かったか?でおうちに迎えてからの持ちは変わってきますよね。

そして、意外に知られていない? 考えてもみなかった? のが、お花には輸入ものと国産があるという事実。
輸入物は遠くから運ばれてきているので、収穫されてから手元に来るまでの時間が国産物より多くかかってますよね。
それと、産地の気候とこちらの気候が違ってれば、環境が合わないわけですから、持たないという結果になることもあります。

また、国産のお花だとしても、季節に合った旬のお花なら持ちがよいし、ハウス栽培などで開花調整されたお花なら気候的につらい、ということもあります。

まれにあるのが、ぱっと見は元気に見えても、そのお花が実は病気にかかっていた、というパターン。
昨日まで新鮮だったはずなのに、きゅーーんとあっという間に枯れてしまったりするんです。
これは私が経験したのですが、ものすごい衝撃でした。

観葉植物はあくまで「観」葉、つまり観賞用に手を加えられているものであることを認識しましょう

観葉植物の場合ですが、読んで字のごとく「観葉」なわけです。
観賞用に仕立ててある。
小さい鉢にかっこよく。
実はもうその状態が植物にとっては不自然だったりするんですよね。

よく見かける観葉植物は、気候やその鉢植えの状態が本人に合っているから普及しているわけです。
でも、より珍しいものを。。。となると、それだけ仕立てることに無理がある子だったり、気候がまったく違うところに生えている子だったりするのです。
そうすると。。。お手入れに相当な気を使わないと、弱ってしまうのは仕方がないこと。

それと、観葉植物は日持ちがするので、お店に置いてある時間が長くなってしまっていることもありえます。
なので、おうちに来てすぐだとしても、すでに鉢が根でいっぱいになっていて根詰まりしていることも。
そうなると、急いで一回り大きな鉢に植え替えしなきゃならなかったりします。
その植え替えというやつがまた難しかったりするのです。。。

あなたとおうちの環境に相性の良い植物に出会えるまでどんどんトライしましょう!

さらに、前述のような「古かった」「病気だった」などのような明らかな理由がない場合もあります。
それは「あなたのお住いの環境とその植物のにとっての心地よい環境が一致していなかった」ということです。

住いの環境は、「湿度が高い・低い」「温度が高い・低い」「日当たりが良い・悪い」と本当に様々ですよね。
さらに昼間人がいるかいないか?によっても室内の環境は変わります。

湿度が高ければあまり水は必要なかったり、自分的には日当たりが良いところに置いたつもりでも、その子にとっては日照時間が足りていなかったりと環境によってお手入れの仕方も変わってきます。
植物というものは結構デリケートな子で、何が合っているのかは、一緒に暮らしてみないことにはなかなかわかりません。

このように、「植物が持たなかった」という事実の背景にはいろいろな理由があり、「何度も枯らしてしまっている」のも、たまたま不幸な(?)出来事が重なってしまった、というだけのことなのです。

植物が好きなら、あなたのおうち、あなたの性格に合った植物がどこかに必ずいるので、怖がらずにどんどん次にトライしてみましょう。

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