今や何でもネットで買える時代。
ブライダルのグッズなんかは特に、ブライダル専門のネットショップからハンドメイドの販売サイトまで本当にいろいろなところで販売されています。
どれもこれも素敵な感じ。
どれにしようかな…と迷ってしまいますよね。
今回は、ブーケや花かんむりなどのウェディンググッズを、ネットショップで購入しようと思ったときに注意すべきポイントについてお話したいと思います。
とにかく安いものがいいの! ってホント?
家電や生活雑貨などは、実際の店舗で見たりカタログで比較したりして、どんな製品かを調べてからネットで最安値のお店を探す、なんてことよくやりますよね。
間違いなく同じもので価格が違っているだけだから、失敗は少ないはずです。
この場合、実際の店舗などで購入した場合との価格の差は、サービスの差だったり、調べるという面倒をなくすことだったりにあります。
時間なのか、面倒な作業なのか、安心なのかで価値判断しているわけです。
野菜や果物など生鮮食品はどうですか?
価格だけで選びますか?
おそらく選ばないですよね。
だって、産地が違う。味が違う。鮮度が違う。安全性が違う。
自分は何を大事にするか? を判断基準に、書いてあることを信じて選ぶと思います。
では、ウェディンググッズなどの、人の手によって作り出されるアート作品的なものはどうでしょう?
価格=クオリティ 「安くていいもの」はなかなかないと思ってね
今回のテーマであるアーティフィシャルフラワーで作られたウェディンググッズ。
このアーティフィシャルフラワー(アートフラワー)というものは、花材のレベルがピンからキリまで本当に幅が広いのです。
まさにザ・造花というものから、本物!?というものまであります。
ザ・造花の特徴といえば、葉や茎、花芯がどこから見てもプラスチックと素材が残念な感じだったり、色味が単純であったり。
大体が一目で「あ。造花だわ」とわかります。
昔からお店のトイレなどに飾ってあるようなものをイメージしてもらえばわかるかな。
で、もう少し価格が上がってくると、色味が本物に近づけてあったり、茎は茎、葉は葉らしい素材になっていたりします。
さらに高価格のものになると、がくやトゲなど細部も素材や色が変えてあったり、花びらの素材もその花に合ったものにしてあったりと本物に見間違えるほどのクオリティだったりします。
ブーケなどを作るときには主に花部分を使用するので、茎とかはそこまでリアルでなくてもいいのかもしれませんが、お花部分の色味の上品さとか組み合わせた時に醸し出す色のハーモニーがやっぱり値段で変わってくる、というのが本当のところです。
こういう部分は、スマホはもちろん、パソコンでもなかなか伝わりにくいので、価格だけで選ぶと失敗することがあるので注意が必要です。
花かんむりはサイズ感がわかりにくいから気を付けて
以前、こんな方がいらっしゃいました。
「画像で見て素敵♥と思って購入したけど、めちゃめちゃ太目で似合わなくて…」
花かんむりによくあるのですが、画像でもこもこしてかわいい♥と思うものは、実際に手に取るとめちゃめちゃボリューミーだったりします。
単品で見るとかわいいのだけど、実際に自分でつけてみたらイメージしたものと違う…ということも。
もし、ナチュラルな雰囲気を醸したいなら、もこもこしたものはNGです。
このぐらい華奢なものでも実際につけてみるとこのくらいのボリュームになります。
日本人の髪質にはこのぐらいのボリュームがちょうどいいんじゃないかなぁ、と思います。
ネットショップの商品紹介の部分には、必ずサイズが書いてあります。
しっかりサイズを確認して、どのぐらいになるかを想像してから購入した方が良いと思いますよ。
盛った画像の雰囲気に騙されないで
最近、背景とか周りのグッズとかで雰囲気を出すというテクニックを使って、商品を撮影する方が増えています。
経験がありませんか?
お洋服で襟ぐりのあたりにストライプの布などが貼ってあるグレーのカットソーとか。
着てしまえば当然そのストライプ部分は見えず、ただのグレーのカットソーなわけですが、ついだまされてしまう。
で、買って着てみて気づくわけです。
「あれ? なんか地味・・・」
商品画像の周りに置いてあるものや背景は、その商品を引き立ててくれたりします。
背景が全体の雰囲気を変えてしまったり、一緒に色のついたものが写っていて、それが近ければ商品の一部の色として認識されてしまったりします。
地味なものを華やかに見せたり、派手なものを緩和してくれたりするのです。
なので、周りのものを指などで消して商品自体を見てみてください。
きっと周りに色があるときと無い時の差に愕然とするでしょう。
商品の使用シーンを想像できる画像ならよいですが、素敵にスタイリングしてあるものは要注意です。
(過度なスタイリングをしていないものの方が上質なことが多いかもです)
ウェディンググッズをネットで購入・オーダーするときに気を付けたいこと まとめ
にこはなのアーティフィシャルフラワー(アートフラワー)でつくるブーケレッスンは、自分で素材を選んで作ることができます。
初めは予算もこのぐらいで~と控えめな様子だったものの、花材を選んでみると、自然と選ぶ花材はクオリティの高いものだったりします
やはり、実際に自分の目で見るとその違いは歴然としていて、妥協できなくなるようです。
もちろん、すべての花材を高いクオリティにする必要はないのです。
メインとなる花材だけこだわって、間を埋めるものや挿し色のものはリーズナブルのものでも大丈夫。
ネットでは、たくさんのアーティフィシャルフラワーが売られています。
ものすごーーく安いものに惹かれる気持ちもわかります。
使うのは一日だけだし
他にもいろいろお金かかるし
でもね、アーティフィシャルフラワーの場合は、お式の後もずっと飾っておけるのです。
長くあなたの幸せな生活を彩ってくれるのです。
安くて、用が済んだらポイって捨てたくなるものと、ずっと置いておいてワクワクするもの、あなたはどちらを選びますか?
よく考えてあなたの価値に合ったものを選択してくださいね。