花屋さんでの初仕事!でいきなりの先制パーンチ

どんどん上手になっていく生徒さん、そしてお花が大好きでたまらない生徒さんに囲まれて日々幸せなにこはな講師の中村。

そんな彼女が現在に至るまでのことをゆっくり語らせていただいておりますこのシリーズも第3弾です。

自然いっぱい花いっぱいに育ちながら、それほどお花に興味がなかった子供時代から、花屋さんの技に触れて衝撃が走った大学時代までの第1弾。

花に囲まれ育った私が"お花屋さん"を意識するまで

2018.08.15

そして、就職に失敗してフリーターになってから、花屋で働こう!と決意するまでの第2弾。

フリーターからお花屋さんへ。自分の「やりたい」が見えた!

2018.08.16

に続き、いよいよ東京進出(笑)編です。

初めての職場で先制パンチ-現場の厳しさが身に染みた

東京進出にあたって、初めは契約社員から…ということもあり、一人暮らしには厳しい経済状況でした。

ということで、希望したのは
“できるだけ忙しいところ”
でした。

忙しい=残業がある=潤う
という目論見でした。

この”忙しい”を甘く見ていたと初日から知ることになります。

今思えば、その日本一忙しいと言われていた老舗ホテルの宴会の現場への、初めての出勤は土日だったのだと思います。

現場は人・人・人で、みなさんすごい勢いで仕事をされていました。
挨拶もそこそこに、早速、私はすぐに仕事を頼まれたのです。

「そこの一輪挿しに水入れて!」

指さされた先には、いくつもの一輪挿しが並べて入れられているプランターのようなものがありました。

「よし!がんばらなきゃ」と張り切った私は、早速その一輪挿しを洗い始めました。
その時です。

「洗ってる時間なんてないんだよっ。水を入れてっていったよね!」

と速攻怒られのです。

普通に考えれば、
頼まれた以上のことを丁寧にやる=仕事ができる・よくやっている
と思いますよね?

これまでの職場では「気が利く」という評価を受けていたので、私は当然そうだと思っていたのです。

でも、この戦場のような場所では、そんなものは必要なかったのです。
時間通りに、きちんとした品質のものをお客様にお届けする、それを一番大切にしなくてはならないな場所だったのです。

1日に作るテーブル装花は200以上。邪魔にならず役に立つために・・・がムズカシイ!

週末は結婚式のラッシュ。

たくさんある規模も様々な場所で、1日に何回転も結婚式が行われます。

その当時は当日にお花を挿していくのですが、その数200以上にもなったと思います。
(今は保存能力も上がっているので、現在はどうかわかりません)

前日までに準備しておいた器などを出して、その会場のオーダーにあった花材を出す。するとどんどん先輩たちが完成させていく。
  ↓
その数に達したら、終了を告げ、ワゴンに乗せ、運んで設置する係にお願い。
  ↓
次の器を用意し、花材を出し、「○○の間、△△です!」と知らせてまた先輩に作ってもらう。

そんな”コントロール”という仕事が新人の仕事でした。

が、想像できると思いますが、これがなかなか難しい・・・

ええと・・・次は・・・なんてやっていると、
「じゃ、一服してくる!」
なんて当然言われちゃいます。

コントロールは、新人の仕事ではありますが、気づくと采配のうまい先輩がうまく回してくれていて、必死に花材を運ぶ係に専念していたりしていました(笑)

そんな私も後輩ができると自動的に昇進し(笑)、テーブル装花を鬼のように作り続ける側にまわったのでした。

まーいにちまーいにちぼくらはてっぱんのぉ~の日々

そして、さらに経験を積んでいくと、いよいよメインのお花を任されるようになります。
そう、あの新郎新婦様の前にある、あの素敵なお花たちです。

そうなったら楽しくなったんじゃ?

と思うでしょう。

ところがです。
メイン担当は、ちょっと薄暗いところに閉じこもり、ひたすら作り続けるのです。

うーん。こんな感じかな。
できた!よし。きれいきれい。

そんな素敵な時間はありません。

作る→会場に設置する→遠くからみて手直しする→現場に戻り次の装花へ

これをひたすら繰り返すのです。

しかも。
メイン装花は上層部の方に厳しくチェックされ、何かあるとお呼び出しがあってお直ししなければならないのでした。

終わりが見えない作業に、いつも「およげたいやきくん」を歌って作業していたのでした。

忙しく厳しい中で見た極上のお花

そんな忙しく働いた思い出はたくさんありますが、何よりも記憶に残っているのは、とてつもなくえらい方の控室の装花。

それはもう、言葉にならないほど素晴らしいものでした。

ただ華やかなだけではなく、ワビサビを感じるような。
言葉では説明できませんが、今でも私の頭の中には映像として残っています。

そういう仕事は本当に腕のいい、ごく一部の方が担当するのですが、そんな最上級のお花を見ることができたのは今の私につながる大きな財産だと思っています。

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