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フラワーアレンジメントが上手になるということは蝶の変態のようなものなの

美しい蝶になる花教室

“いもむしがさなぎになり、蝶に変身する”

みなさんご存知ですよね。
子どものころ、理科で学んだんだのではないかなと思います。

では、
さなぎの中で何が起こっているか?
ご存知ですか?

私はいもむし君がお着換えしてるって感じかな~?と思っていました(-_-;)

でも、違うんです。

実はさなぎの中身はドロドロの液体なのです

この話を聞いたときは衝撃的でした。

が、これってお花のレッスンに似ているなぁ・・・と思ったので、今回はその辺りのお話をしてみようと思います。

 

目次

フラワーアレンジメントは本当は誰にでもできる身近なもの

そもそも、フラワーアレンジメントというものは、ほんの少しのルールの様なものを知れば、どなたでもそれなりに作れるものだと思います。

そういう意味では、フラワーアレンジメントというものは、ハードルが低く、身近で手軽にできるものです。

「できない」という人がいれば、それは「上手にできない」の意味であり、「作り方がわからない」ではないということです。

ですので、「お花(フラワーアレンジメント)を習ってみたい」という方のほとんどは、「現在の自分より上手になりたい」という気持ちで始められるのだと思います。

その「上手になりたい」というのも、本当に人によってまちまちで今よりほんのちょっと良くなれば良いという人もいれば、このままじゃ全然だめ、という人までさまざまなのですが。

手軽にできそうなフラワーアレンジメントだからこその誤解

先ほども言ったように、フラワーアレンジメントや花瓶にお花を飾るという行為はハードルが低く、その気になればできそうなものであるために、お花の教室に対してちょっと間違った認識を持ってしまうのではないかと思うのです。

というのも、今の自分に+α、フラワーアレンジメントの知識やコツを聞くことができれば、ぐっと上達する、という、ある意味誤解をしているのです。

もちろん、もしかしたらほんのちょっと習ってみれば、上手になった気がする、いや本当に上達する人もいらっしゃるかもしれません。

でもそれは、言うなれば、いも虫が成長するようなものなのです。

いも虫さんがちょっと大きないも虫さんになる、という感じでしょうか。

もちろん、それを手助けするようなスタンスのフラワーアレンジメント教室もありますし、それで満足できるならば、それはそれでOKではあります。

 

さなぎから蝶へ

にこはなのような教室が目指すフラワーアレンジメントとは

では、にこはなが目指しているお花の教室はどういうものか?といいますと、いも虫のあなたに一回さなぎになってもらって、きれいな蝶になってもらう教室です。

???ですよね。

わかりやすく説明しましょう。

いも虫さんであるあなたはというと、例えば 

  • フラワーアレンジメントってこんなものという大体の知識はある
  • フラワーアレンジメントってこんな感じの形に作るというイメージがある
  • 自分の思うようにやってみたけれどうまくいかない経験がある
  • たぶん私にはセンスがない…と思っている

というような状態です。

そんなあなたがそのイメージ・気持ち・感覚を持ったままお花の教室に通ったとしても、ちょっと上手になる=成長したいも虫さんになれるだけでしょう。

それでも、満足できるのならばそれはそれでもちろんありなのです。

ですが、自分が理想とするお花を習った後の自分の姿は蝶ではありませんか?

あなたが求めているのは、「今の自分とは全く違うレベル・スタイルの作品が作れるようになっている自分」なのではありませんか?

にこはなは、あなたを蝶にしたいと考えているのです。

 

いも虫さんのあなたが蝶になるために必要な事

では、いも虫さんであるあなたが”蝶になりたい”と思った場合、どうすればよいと思いますか?

そう。

さなぎになってもらう必要があるのです。

さなぎとは、冒頭で言ったように、いも虫さんが中で寝ているわけではありません。

一度、ほぼすべての器官をバラバラにして、全く新しい体に作り変える作業をしています。

つまり、皆さんにさなぎになっていただく、というのは、

  • ご自身の中にある、自分が気持ちいいと思うバランス
  • フラワーアレンジメントはこうなはずというイメージ
  • 平面的な画像で見たフラワーアレンジメントの形
  • 自分はセンスがないという思い込み
  • フラワーアレンジメントはちょっと教えてもらえば理解できるはずという期待

すべて捨て去って、頭の中を空っぽにしてほしいのです。

生まれたての赤ちゃんのような脳で、素直に見たもの、聞いたもの、触ったものを吸収してください

理解しようとしなくてよいのです。

素直に見て、驚いて、触って、その感覚を脳のどこか片隅に置いておいてください。

後に理論を知るステージに行ったときに、その置いてあった大切なものと学んだことが結び付き、「わかった」となる瞬間がやってきます。

“理解できるはず”と思っていると、理解できない間は、「自分はダメだ」と思ったり、「わからない!」と落ち込んだり、パニックになったりするかもしれません。

そんな時も、がんばって「今は感じるだけでよい」と心で唱えてください

それができた人は、必ず蝶になれます!

 

フラワーアレンジメントの作品

「フラワーアレンジメントを学ぶ」とは、蝶の変態のようなものなの まとめ

フラワーアレンジメントというものは、あなたが想像する以上に素敵できれいなもの。

今のあなたの作品の延長上にあるものではなくて、まったく別のものなのだ、ということを理解してほしいなぁ、と思うのです。

理解すればできるはず、という思い込みを捨てて、できるだけ頭を空っぽにしていろいろなことを感じてください

そうすれば、きっと、誰よりもお花を輝かせることができる人になっているはずです。

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