かつての日本の家庭には、行事の度に当たり前にお花が登場していました。
古き良き昭和の時代には「お花を習うこと」は女の子にとってごくごく当たり前の事だったのだと思います。
(にこはな姉妹の実家はスーパー貧乏な家だったにもかかわらず、母はいけばなを習っていて、行事の旅に季節の花を飾っていました)
今40代ぐらいの方とお話しすると、ほとんどの方が
「子供のころは必ず家にお花が飾ってあった」
とおっしゃいます。
今そのころを思い出して、習いたくなってにこはなにいらっしゃる方が多いのです。
それに対し、今の子供たちは、「身近にお花がある」という暮らしを体験していない子が多いのだと思うのですが、あなたの周りのお子様たちはどうですか???
これからこどもたちに伝えたい。季節のお花たち
女の子のお子様がいらっしゃる皆様はひな人形を出してあげてますか?
季節の行事を楽しむことは、お子様にとってとても大事なことなのです。
実は、最近の中学受験では、日本ならではの行事や習慣について問われる出題が増えていたりします。
つまりそれは、日本人が本来持っていた、季節を感じる習慣や行事、それを楽しむ心をもう一度思い出しましょう、ということだと思うのです。
季節というのは、日本が持っている大事な宝物。
そして、その季節ごとに様々なお花があります。
私たちの世代では、
春が使づいた=フクジュソウ
ひな祭り=桃
新生活=桜
日が短くなっていく季節=コスモス・ススキ
というように、それぞれの季節に思い出す花がありますよね。
さて、みなさまのお子様にそのココロはありますか?
お花が身近に当たり前にあるということの大切さって?
私たちが小さい頃は、身近に草花があって、摘んで帰っては枯れちゃって(-_-;)
それによって、「草花は命がある」って当たり前のことを学んだり、
たんぽぽって枯れても綿毛ができる!って知ったり。
お家に帰れば、草花でないきれいなお花が飾ってあって。
そのお花がある日突然パラリと散って、その姿に潔さと寂しさを感じたりしたことはありませんでしたか?
昔はそうやって、知らない間に「季節」を感じることができたし、命があることや植物の性質とか哲学的な考えとかいろいろなことを感じたり学んだりしていたのですよね。
それってよくよく考えると、素晴らしい学びだったんだと思うのです。
忙しいお母さんへ。季節を感じる勉強を私たちにお任せください
本当は、お母さんが子供さんと一緒にお花が咲いてる風景を見てお話したり、行事に合ったお花を飾ってみたりするのが一番理想です。
でも、現代のお母さんは、本当に忙しいですよね。
だから、無理してそれに付き合うことが決してベストだとは限らない、と思っています。
そこで、「季節を感じる」ものの一つして、子供たちにアレンジメント習うことをおすすめします。
にこはなでは、子供たちにアレンジメントを通して、行事や習慣の雑談を交えながら、いろいろな知識を楽しんで吸収してもらっています。
教室で作ったアレンジメントをおうちに飾り、季節が感じられるリビングになる。
その姿を見て家族で会話をし、その変化を楽しむ。
そんな暮らしをしてみませんか?
私たちと一緒にワビサビのわかる、感性豊かな子どもたちに育てましょう。
それがきっと子供たちにとって「生きる力」になると私たちは信じています。