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「他者評価」から「自己評価」へー趣味を極めるとたどりつく場所

フラワーアレンジメント レッスン

にこはなのスタート時からのキャッチコピーは”趣味だけど本気”でした。

巷にあふれるお花の教室が、プロのための資格取得コース(なくてもお仕事できるんだけどね)か、教室を開く資格を取るための講師養成コース(なくても開けるんだけどね)か、プチ価格で出来るギフトフラワーを作るコース、仲間と楽しむ公共施設でのコースしかなかった時代、にこはなが掲げたのは、ただただ上手になりたいという願いを叶えるレッスンでした。

あれから数年。

0期生の方もいまだに通い続ける、趣味でうまくなりたい人のための教室。

どうしてプロになりたい訳でも、資格が欲しいわけでもないのに、そんなに夢中になるのか?

その辺りの謎の話をしていこうと思います。

目次

既に十分すぎるほど上達しているのに不満な生徒さん

正直教えている側である先生にとっても謎なところはありますが、毎回のレッスンが、そんな情熱的な生徒さんとのある意味戦いでもあるわけです。

正直言って、「花こころマスターコース」を一通り終えて、ある程度お花たちと触れ合っていれば、先生から見たら、十分「合格!」なレベルなわけです。

それは決して親の欲目ではなくて、おそらく他の教室で先生をしている方から見ても、上手だと思っていただけるレベルまで到達している思います。

だけど、彼女たちは決して満足しないのです。

「十分よくできているよ」と言ってあげても、険しい顔はそのまま。

どうしてだと思いますか?

彼女たちが踏み入れたのは客観的な「自己評価」の世界

教室に通って何かを習得する場合、ほとんどの人が先生からの評価で自分自身の上達や腕前を確認すると思います。

ですが、にこはなのレッスンでは、そんな「他者評価」には目が行かなくなる傾向があります。

それは、あくまで「自分が満足できるか?」の「自己評価」の世界です。

誤解しないでほしいのですが、ここでいうところの「自己評価」はよく使われているような「自分自身に対する評価」という意味ではありません。

自分自身の実力を客観的に評価する、という意味です。

それは学んで学んだあと、たどり着いた先、ではなくて、わりと早くからそうなる気がします。

早い方なら第1ステップの花はじめレッスンから、「うまくなっているんだろうか?」という葛藤を抱える方がいらっしゃいます。

まぁ、にこはなのレッスンはある意味、自分の中に合った「これが正解」を崩していくところから始まるので、自分の中に合った常識という評価基準をなくしてしまうからかもしれません。

更地の上に見えた新しい景色を吸収して新しい世界へ進んだ時に見えるもの

第1ステップ、第2ステップで、正しさを探す旅をやめ、自分の中に「美しいもの」「心地よいもの」「好きなもの」と向き合う土台となる更地を作るわけですが、その先で、新しい姿をインプットしていく。

そうすると、自分の中にしまってあったイメージだけのデザインが、立体物としてぼんやり浮かび上がってくるようになります。

それを次のレッスンで手探りで形にしていくことを繰り返すわけです。

それを一通りやっていった先には、「自分の満足」「自分の中のこれ!を表現する世界」があるわけです。

そこにたどり着いてしまうと、ただ「上手になりたい」と思っていた気持ちを超え、自己表現の世界へいくのだと思います。

それが何なのか?がはっきりわかるまでは、経験を重ねていく必要があるのでまだまだ時間がかかると思います。

でも、相性の良い花材やその時のフィーリングでパチッとハマることもある。

時には、何も見えないところを進んでいって、たまたま心地よい世界に着地していた、という事もある。

逆に、ここだーーー!って突き進んだ結果、オーマイガッで終わるときもある。

そんな風に、毎回が自分のとの戦い1本勝負。そこが楽しいようです。

たかが趣味だけど突き詰めたい欲求がそこにある

いうなればたかが趣味の世界なのです。

突き詰めたところで、収入に直接結びつくわけでない。

だけどやめられない。

そんな風に夢中になれるってとても素敵なことだと思いませんか。

ただの趣味にどこまで夢中になるの?ってあきれる人もいるかもしれないけれど、ものすごく幸せな世界なんだろうな、といつも思うのでした。

そんなに没頭して夢中になれることなんて、そうそうありません。

あなたは何かありますか?

せっかく肉体をもってここに生まれたのだから、この体を使って思いっきり夢中になってみる。をしてみてはいかがでしょうか?

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