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フラワーアレンジメントの作品がいつも同じデザインになってしまう理由

デザインがワンパターンになってしまう理由

「自由にやってみて」というタイプのフラワーアレンジメントレッスンを受けているあなた。

こんな風に感じたことはありませんか?

いつも同じような作品になってしまう・・・

お花の教室では、レッスンに行く度に違うお花が用意されているわけです。

そのお花たちは、毎回、色も違えば、形もサイズも違っているので、印象も全く違います。

だから、毎回新鮮な気持ちで挑むのですが、出来上がってみたら

あれ? やっぱりまた同じに見える。
どうして~っ(悲鳴)

そんな風に嘆いてる方をよく見かけます。

他の方のデザインを見ていると斬新で素敵に見えて、
「よし、次回はこんな感じのを大胆に作ってみよう!」
なんて思ったりもしますが、やっぱりいつもの定番に着地してしまう、それも良く見かけます。

どうしていつも同じパターンになってしまうのでしょうか?
今回はそこの謎に迫ってみたいと思います。

自由に、大胆に、自分が「これ!これ!こういうのを作ってみたかったの」って思えるぐらい、新しい世界を見てみたい方は、何かしらヒントが得られるかもしれません。

目次

人それぞれに「好み」というものがある

人は生まれながらにして、好みというものを持っていますよね。

わかりやすくいうと、
甘いものが好きなのか、嫌いなのか
ふわふわしたものが好きなのか、ザラザラしたものが好きなのか
クラシックが好きなのか、ジャズが好きなのか
みたいなものです。

どういうものが好みなのかは、人それぞれ違っています。

それと同じ様に、デザインといいますか、立体的な形にも、整っているものが好きな人もいるし、不均等にものが好きな人もいるわけです。

お花のデザインも然りで、整った形が好きな人もいれば、はちゃめちゃに見えるけれどバランスが取れているものが好きな人もいるわけです。

船橋・市川・日本橋フラワーアレンジメント教室の作品

生まれ持った性質や生育環境で変わってくるところもある

生まれつき繊細な人がいます。

そういう方は、周りの情報に非常に敏感に反応しますし、情報の収集力がすごいので、”だいたいみんなこんな感じ”というのを把握することに長けています。

また、生まれ育った環境によっては、「コレは正しい」「コレは正しくない」という大人の価値観を刷り込まれている人もいらっしゃると思います。

そんな、繊細な人や他人の価値を刷り込まれてしまっている方の場合、「正解を探す」というセンサーを知らず知らずのうちに持っていることが多いです。

人は自分が気になる情報を集めてしまう傾向がある

例えばなのですが。何故か夢に自分が全く好きでもない芸能人が出てきたとします。

その後、わけもなくその芸能人の話題が耳に入ってきたり、姿が目に入ってきたり…という経験ありませんか?

それは、意識をするとその情報を集めようとする、脳の特性の1つです。

つまり、わたしたちは、「好みのもの」や「これが正しいと思っているもの」の情報を知らず知らずのうちに収集しているのです。

そのデータはどんどん蓄積されていて、色濃くなっていきます。

例え、たまたま破天荒で自由なものが目に入ったとしても、自分が思う正解ではないので「素敵~。でもこれは私にはできない~」と無意識にすーーっと流してしまっているのです。

そうなると、頭の中にデータとして存在しているデザインの数は、そうそう増えることはなく、結果それほど多くない、ということになりますよね。

そういう方が、お花の教室に行って

自由にアレンジして楽しんでくださいね~

といわれても、その日目の前に出されたお花たちを見て、自分の中にある、数少ないデザイン案の中で当てはまるものを探す作業になるわけです。

だから、毎回似たようなものになるのは当たり前なんですよね。

未知のデザインに出会いたいなら、お花に聞くのが一番

顕在意識では、「またこうなっちゃった。新しいデザインに出会いたいのに…」と思っていたとしても、無意識下ではそのデザインは自分にとって心地よいものなのです。

無意識さんはなかなか自分ではコントロールできないから、苦しいんですよね。

でも、「新しいデザインに出会いたい」という気持ちは嘘ではないし、なんとかその願いを叶えたいって思いますよね。

そんな時におすすめしたいのが、「花に聞け」です。

「こうしてみようかな」とか「こうなっていないと」はぜーんぶ捨てて、無になって、このお花さんはどこにいたいのかなーって聞いてみてください。

バカバカしく聞こえるかも知れませんが、やってみてほしいのです。

自分の意思が入れば入るほど、正解のコントロール下に入ってしまうので、定番のデザインにハマっていきます。

この子はここにいたら可愛いかも。

この子はここだな・・・

って、なにかを形作ろうとせず、ただ無心で一つ一つのお花がどこにいてくれたら自分が嬉しいか、そのお花が輝くか、きちんと「見て」挿して行ってみましょう。

ぱっと見、ぐちゃぐちゃに見えるかも知れません。でも大丈夫です。

デザインを整えるのは、最後でいいんです。

最後に調整すれば、きちんと全体の調和は取れます。調和をとるためにいるお花もちゃんとありますから。

フラワーアレンジメントの作品がいつも同じデザインになってしまう理由 まとめ

私たちは無意識下で自分が定めた正解にコントロールされています。

そのままでいれば、安心だし安全だ!と脳が喜ぶからです。

ですが、その状態が続くと退屈だな…って思えてきて、心では変化を望むようになります。

心を喜ばせるためには、無意識に刻まれた「正解」から解き放たれて、自由になるしかありません。

それには、無になって、そこにあるお花をただ見て、心のままに挿してみることがカギになります。

思考をブロックして、感じることだけでやってみる。

そうすれば、新しいデザインに出会えると思います。

ちなみにですが、にこはなではそんなレッスンをしています。

気になったら、体験だけでもいらしてみてくださいね~

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