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そのお花がどのぐらい持つのか?を知りたい時に工夫すると良いこと

花屋さんでお花の持ちを確認するときの質問の仕方

このお花、持ちますか?

はたまた

このお花そんなに持ちませんよね?

お花と携わっていると本当によく出会うこ言葉です。

これを読んでらっしゃるあなたも、一度は実際に聞いてみたor心の中で叫んでいたのでは?

にこはなの花職人 ナカムラは、この質問をされるとうーーん、となります。
なぜだと思いますか?

ナカムラ

えっどう答えたらいいのかな…

ってなるからです。

え!?ただ単に花が持つか聞いているだけなのに?って思うかもしれません。

実は、プロだからこそ、答えに困る質問なのです。

お花の持ちが気になった時、本当に聞きたいことが聞けるのか?についてお話しますので、お店の方に質問するときのヒントになると思います。

目次

「もつ」に対する感覚の違いが誤解を生んでしまうかも

1つ質問です。

あなたの言っている「もつ」って一体何日ぐらいですか?

おそらくですが、漠然と「できるだけもつといいな・・・」という気持ちを持っての質問で、具体的に「○日」というイメージをもっている訳ではないのかもしれませんね。

先日の投稿でもお話したように、言葉って人によってイメージしていることが違っていたりしますよね。

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「もつ=3日」 の人もいれば 「もつ=1週間」 って人もいるわけです。

つまりですよ。

お客様 「このお花、もちますか?」
店員 「はい。 もちますよ」

一見成り立っている会話ですね。

このお客様は、「店員さんがもつって言ってたから」と安心してそのお花を持って変えるわけです。

ですが・・・本当のところ

お客様 「このお花(1週間ぐらいは)、もちますか?」
店員 「はい。 (3日は)もちますよ」

なんてコワイぐらいのスレ違いな会話なのかもしれません。

皆さん側がうまく質問しないと、あなたが期待しているお花の持ちが本当なのか?はわからないってことが、わかっていただけましたか?

自分が今ほしいと思っている条件にぴったりの花を買うには、質問の仕方を工夫してみて

お花と携わっている皆さんは、お花について細かいことをたくさん頭に入れているのです。

そう、まさしくプロフェッショナル!

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プロから自分の知りたいことを聞き出すには、質問の仕方を工夫する必要があります。

例えば、気に入ったお花があるけれど、その花の持ちが気になるのであれば

このお花が気に入ったのですが、1週間ぐらい楽しめますか?

と、どの程度の期間楽しみたいのか、具体的な日数を入れて聞いてみてください。

そうすれば、

今咲きそうなこの子は3日ぐらいで散ってしまうかも。でも、このつぼみが次に咲いてくれるはずですよ。

という風に、わかりやすく、さらに他の情報も教えてもらえますよ~

はたまた、例えばギフトにアレンジメントをプレゼントしたい。
でも、今日買って明日の夜に渡す予定だけど、大丈夫かな?という場合なら

明日の夜にお友達に渡すギフトのアレンジメントがほしいのですが、今から買っても大丈夫ですか?

という感じで聞いてみましょう。

とにかく、YES or NO で応えられる形で質問すること!これ大事です!

この質問する力って、実は日常生活でもとても大事!なんです。

この力をマスターすれば、
「こんなはずじゃなかった」という悲しいパターンは減りますし、
「あの人がこう言ったのに!」というような、つまらないことで人を恨むこともなくなります。

「質問力」で検索すると、いいこといっぱい出てきますよ~

そのお花はもつのか?本当に知りたいなら質問力が必要 まとめ

このお花は持つって聞いたのに、すぐ枯れてしまった。
あのお店は嘘つきなのかしら…

なんて悲しいことが起こりがちなのは、コミュニケーションミスが原因のこともあると思うのです。

きちんとした質問をして、あなたの知りたい情報を手に入れ、お花を楽しんでほしいと思います。

さらに、そのお花を買って帰った後、どういう条件のところに置くのかによっても、持ちって変わってくるのです。

日当たりの良い一軒家とマンションでは室温も寒暖差も全く違いますから、お住まいの状況によっても花もちは変わってくるのです。

お花は生き物。

生きているからこそ、得られるものがあります。

基本的には、「長く持つこと」はあまり重視しないで、かわいい姿、生命力ある姿を楽しむ時間を楽しんでほしいなと思います。

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