体験にいらっしゃるお客様に多いのが、
「私、センスがなくて・・・」
というお言葉。
本当にセンスないですか?
センスがないから上手にお花を活けられない?
それは思い込みかもしれませんよ。
「簡単!」と書いてあった雑誌を見て、お花を飾る画像の真似をしてみた-そんな経験ありませんか?
お花って道端にも咲いているし、近所のお店でも見かけるし。
とても身近な存在です。
さらに、雑誌をめくれば「空き瓶とスーパーのお花があれば、こんな簡単に素敵なインテリア☆」なんて特集してるし、ネットの世界でも「簡単☆なのに素敵な花飾り」なんてサイトがありますよね。
だから、ついつい、私にも出来そう(*^^*)なんて思ってやってみたものの、あれ・・・あれれれ(@_@。写真のようにできないぞ。
簡単って書いてある事さえできないなんて、私ってセンスないんだわ。
ちょっちょっとまったーーーーっ
よく見て。
「簡単☆」って活けてあるお花、誰の作品ですか?
そう。お花の専門家ですよね(;´∀`)
つーまーり、基礎的なものが身についている人の「簡単☆」なわけです。
まったく経験のないあなたが同じことをしても決して「簡単」ではないのです!
形も色も二つとして同じものはない。そうお花は奥が深いのです。
気軽に始められそうなイメージがあるフラワーアレンジメントですが、実は簡単なものではないのだなぁ、、、というのが、10年以上教室をやっていて感じる本当のところです。
だって、お花ってみんな微妙に形も大きさも違うし、色も本当に無限にあるのですから。
その組み合わせは無限大!
たまーにものすごい天性のセンスのある人がいないとは言いませんが、ほとんどの人がぱっとやってうまく組み合わせるなんてこと、できるはずもないのです。
なので、「センスがあるかどうか?」で差がついてくるとしたら、デザイナーのレベルになった時じゃないかなと思うのです。
そう、習い事で素敵な作品を作りたいと思うステージならば、まずはバランスをとるコツを知ることと見る目を養うことが大事だと思うのです。
フラワーアレンジメントのバランスの良しあしを見極める目を養うにはズバリ「訓練」が必要なのです!
バランスをとるコツは、一人で立ち向かうなら、やっぱり百戦錬磨でお花と向き合うことでしか習得できません。
そう、それはもはや訓練です。
それと、プロの作品をリアルでたくさん見て「バランスが取れている姿」のイメージをたくさんストックすることによって、バランスが良いというのはこんな感じという感覚を身に着けるのがいいのではないでしょうか。
必ずリアルで!(ココ重要!)理由はコレ↓
正直、自分の作品がバランスがよいかどうか?を自分で見極めるのはなかなか難しいです。
だから、上手になりたいのならやっぱり教えてもらうのが一番の近道だと思います。
センスがない、なんて思い込みでお花の世界に飛び込まないなんてもったいない!!!
「お花が好き」
その気持ちさえあれば、ぜーーったい上手になれますよ。
ちなみににこはなのレッスンは、おかわり自由。
どうにもうまくできないって時には、新しい器で再チャレンジ!してます。