社会情勢の変化による自粛期間中に、お花の良さを知って、すっかりはまってしまった~って人、多いのでは?
お花って本当にかわいいですよね。
少し前には、生のお花はもたないからもったいない…という声に応えようと
ドライフラワーとか
プリザーブドフラワーとか
アーティフィシャルフラワーとか
いろいろなものが広まっていきました。
ですが、結局そういうものって、インテリアとしては良いとは思うのですが、生のお花の代わりにはなれないと思うのです。
生花はインテリアやお部屋の装飾にもなりますが、生花が私達に与えてくれるものはそれだけではないと思うのです。
生花はその名の通り生きています。
生きているからこそ、感じられる”何か”があるんですよね。
そんな”何か”を感じ取ってくれる人が増えたのかなぁ…と思うと、とてもうれしく思います(*^^*)
そこで、せっかくお花好きな方が増えたので、その方たちのために、お花についての基礎の基礎、豆知識を書いてみようかな~って思います。
というのも、お花が好き!って体験レッスンにいらっしゃる方でも、「これってどう違うんですか?」と思わぬ質問をいただくこともあるのです。
今回は、そもそもお部屋に飾るお花のスタイルってどんなものがあるの?です。
1. 花瓶にそのまま飾る
これをしている人が一番多いかな。お花を買ってきて、そのまま花瓶に入れて飾る。
組んであるものを買ってきた場合は、いい感じ♪に長さも整えてあるので、まぁまぁいい感じに飾れるかなーと思います。
でも、もし周りに色付きのラッピングがしてあるタイプだったら、ちょっとだけ工夫が必要かもしれません。
もし好きなお花を自分で選んだり、お店の人にセレクトしてもらったりして、花材として買った場合は、長さが長いままになっているので、ちょっとハードルが高いかもしれません。
長さを整えて活けるってことは、一種のデザインにするという行為になりますから。
初心者さんなら、同じ花材だけ買う、または小ぶりなお花で小さな花瓶に活ける、がオススメかな。
そんな風に花瓶に直接活ける方法をマスターしたいなぁ…という場合は、「花瓶活け」というものを学ぶといいですよ。
「花瓶活け 教室」で検索してみてくださいね。
2. 束ねた花束 (ブーケ)を花瓶に入れる
ここからは、しっかり学ばないと難しいパターンです。
同じように花瓶に飾るのだけど、ただお花たちを入れるだけではありません。
この画像↑をよく見てもらうとわかると思うのですが、一度お花たちをデザインして束ねてそれを花瓶に入れる、ということをしています。
どうしてわざわざ束ねて入れるといいのか?と思いますよね。
花瓶に直接お花を入れていくときに、思ったところに花ががいてくれない、というストレスを感じることってありませんか?
ここにこの子が…って思って移動させても、ぐるんっで落ちてきちゃたり、こっち向いててほしいなぁ…と思って向きを合わせても、やっぱりぐりんってもとに戻っちゃったり。
思い通りのデザインでそこにいてほしい、もっといろいろな花材をいれて素敵に活けたいって思いませんか?
それを叶えるのが、花束 (ブーケ)を作って花瓶に入れるというものなのです。
ただし、思い描くデザインを落とし込んで花束にするというのは、ちょっとだけ技術がいります。
一度きちんと習ってみることをおすすめします。
「ブーケ」で検索するとウェディングブーケが出てきてしまうので、「花束 レッスン」とか「リビングブーケ レッスン」で検索してみてくださいね。
「え。にこはなで学べないの?」という方には、「季節の花を束ねるコース」がおすすめです。
3. フラワーアレンジメントを作って飾る
フラワーアレンジメントは、前の二つとはちょっと毛色が違います。
緑色の吸水スポンジと言われるものにお花を挿していって、デザインするものです。
みなさんが”フラワーアレンジメント”って言われて頭に浮かぶのは
こんな感じなのではないかと思います。
みなさんがフラワーアレンジメントとして手に取る機会は、なにかのお祝いとか送別とかそういう時が多いのではないかと思います。
つまりギフトとして作られたフラワーアレンジメントですね。
はたまた、結婚式などのパーティーかな。
こんな感じのゴージャスな感じのものを、花嫁さんのテーブルに飾ってあったり、年末のテレビ番組の司会の人のテーブルに飾ってあるのを見かけたことがあるかもしれません。
つまり、その場所を華やかに彩るための装飾のお花です。
みなさんが目にすることが多いのは、「ギフトのために作られたお花」か「装飾のためのお花」なのです。
巷のお花の教室は、これを教えているところが多いと思います。
ので、もしおうちにピッタリくる素敵なフラワーアレンジメントを習得してみたい、と思うのであれば、検索したときに出てきた、その教室の作品画像をしっかり見てくださいね。
作品例などをしっかりチェックして、自分の好みの作品が作れるようになりそうなところを選んでください。
ちなみににこはなで教えているのは、こんな感じ。
こんな感じのスタイルを学びたいなぁ…と思ったら、にこはなの「花こころマスターコース」がおすすめです。
おうちに飾るお花のスタイルあれこれ まとめ
おうちにお花を飾る。
その飾り方は
- 花瓶に直接飾る
- 花瓶に花束を作って飾る
- フラワーアレンジメント
の大体3パターンかと思います。
(生花とかもありますが)
もっとうまくなりたーいとか、もっと素敵に飾りたーいと思ったら、ぜひ一度どこかで習ってみることをおすすめします。
自分に合った内容・雰囲気、目的とするゴールの教室に出会えますように。