にこはなでは現在(2024.1)、大人向けのレギュラーレッスンとしては船橋教室で1コース、日本橋教室では2コースのレッスンを開催しています。
どちらのレッスンも割りと相場よりお高めなのかな、と思っています。
というのも、来てくださるお客様にきちんと結果を出してほしいので、様々なことに気を配ってレッスンをしているからなのです。
今回はその点について、5つのポイントからお話してみようと思います。
ポイント1 レッスンに成果が出すために自分の目で花材を選ぶ
何度かお話していますが、にこはなの中村の仕入れは時間がかかります。
仲卸さんに注文、またはイマドキはネットで注文で仕入れている教室が多いと思います。
ですが(これまたいつもお話しているように)、お花というものは2つとして同じものはありません。
「オレンジ」にも濃いものから薄いもの、赤に近いものから黄色に近いものまであります。
キレイなデザインをつくるためには、自分の目で見て確かめて色味を合わせて選ばないと自信を持ってみなさんに提供できないと思っています。
また、お顔の大きさもまちまちです。
サイズまで指定して注文というのは、なかなか受けてもらえるものではありませんし、ネットではお花の大きさまでわかりません。
ですが、お顔の大きさもまた、デザインに大きく影響するのです。
特ににこはなでは、お家に馴染むサイズというのを大切にしているので、実はお顔の大きさにはかなり注意して花選びをしています。
そんな風にこだわっているから、仕入れ時間は人一倍かかります。
え。まだいらっしゃったんですか?
って市場の人に言われたことがあるぐらい、何時間もかけて市場の中を端から端まで駆け回って吟味しているのです。
ポイント2 花材の選別も入念
お花にはロットというものがあり、このお花はまとめて何本、という形で売られています。
ですが、そのすべてがすべて同じ状態ではありません。
蕾の子がいたり開ききっていたり。
妙に顔が大きい子がいたり、ひ弱な子がいたり。
枝分かれしていてたくさんお花がついている子もいれば、単独か?という子もいたり。
なので均等に1本ずつみなさんへ…というわけには行きません。
特に「花こころマスターコース」では、「感じてもらう」が大切なレッスン。
お顔の大きさとか向きなどがとても重要なポイントになってくるのです。
なので、長い時間かけて買ってきたお花たちを、これまた時間をかけて選別していくのです。
同じ大きさの顔の子を集めたり、全体で何輪取れるか数えて、切り分けたりしています。
開花の状態が良くなければ、日に当てて開花を促すし、開きすぎていたら使えなかったり、涼しいところに移動させたりします。
お花は生きているものだから、いろいろな子がいるけれど、生徒さんにはできるだけ均等にお渡ししたいので、必要以上の本数を購入してきたりすることもよくあるのです。
ポイント3 完全オリジナルカリキュラムによる濃ーいレッスン内容
特に「花こころマスターコース」や「花束ブーケコース」は、きちんと上手になってもらいたくて、そのために必要なことをぎゅっと凝縮したレッスン内容になっています。
カリキュラムは完全オリジナルで、「あ!」という気付きや、「だからうまくいかなかったんだ」という納得をしてもらえるように、考えに考えた内容になっています。
特に「花こころマスターコース」の第1ステップである「花はじめレッスン」では、1回のレッスンで3パターンぐらい作ってもらうときもあります。
それは同時にいくつもつくることで、違いが感じられるはずだからなのです。
なので、とことん「上手になってもらえるにはどうしたらよいか」を考え抜いて作りあげたレッスン内容なのです。
ポイント4 マンツーマンレッスンでとことん向き合います
さあ、みなさん。
今日も楽しんでいきましょう
といった楽しいレッスンもたくさんあると思うのですが、にこはなは全く違っています。
がっつりしっかりその方と向き合います。
「どこが分からないの?」
「どこにつまづいているの?」
「何が足りなくてうまく行っていないの?」
そこをしっかり見極めて、どうしたらうまくなれるのか、本人がそう感じられるのかを考えながら、共に進んでいたいと考えています。
そのためには少人数でないと無理なのです。
花こころマスターコースのレッスンはほぼ、マンツーマンでしています。
そうじゃないと、ほんの少しの捉え違いが上達のつまづきになってしまうから、なのです。
遥か前、にこはなで教室を始めた当初は、4~5人ぐらいでレッスンしていました。
そうなると、質問した方、困っている方にかかりきりになってしまい、何も言わない方に対しては手薄になってしまう、ということが起こります。
それがとても心に引っかかっり、きちんと一人ひとりに向き合おうと決め地のです。だから、一度に見れるのは最上位のクラスでも3人が限界なのです。
ポイント 5 素敵な花材選びにとことんこだわっている
にこはなのウリのひとつが花材の選び方。
生徒さんが毎回、「今回も素敵ー」と言ってくださいますし、「お花屋さんでお花を買おうとするんだけど、にこはなみたいなお花に出会えない」という声もよくききます。
というのも、かなりこだわってお花選びをしているからなのです。
普通のお花屋さんが仕入れる時に気をつけているのは、おそらくギフトに向いている華やかさがあることや持ちが良いことだと思います。
商品の特性上、それが最重要だからです。
でも、にこはなはお花が大好きな方のための場所。
素敵さにとことんこだわって仕入れることが可能なので、繊細なお花たちも決して華やかではないけれど美しい色のお花など、デザイン重視でセレクトしています。
その分、花材の単価もお高めだったりするのですけど。
上手になりたいという願いを叶えるために必要なこだわりとは まとめ
ただの手前味噌のようになってしまいましたが、にこはなのレッスンのこだわりポイントを5つあげてみました。
- 仕入れが入念すぎる
- 入念な花材の選別
- レッスン内容が濃い
- とことん向き合いたいから超少人数
- 花材選びにとことんこだわっている
効率が悪くてバカみたいではありますが、ただただもみなさまに幸せな気持ちになって欲しい、お花って楽しいって思ってほしいだけなんですよね。
(他の教室の方が見たら、おそらくギヨッとするか、あきれると思います…)
こんな花バカな中村に興味を持っていただけたなら、ここに書いてあることが本当かぜひ確かめにいらしてみてくださいね。